巨人・原監督 (C) Kyodo News

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◆ 先発陣の整備は来季の課題

 21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2021』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が、今季のプロ野球界を振り返り、終盤に失速した巨人の戦いぶりを語った。

 19年、20年とリーグ2連覇で開幕を迎えた今シーズンの巨人は、オリンピック中断明けに最大8ゲーム差をつけられていた首位・阪神を捉えて一時は首位に躍り出た。しかし、 9月以降に歴史的な大失速を見せ、最終的には借金1の3位でフィニッシュ。

 そして、敗因の一つに挙げられていた先発陣の中4・5日ローテについて、同日の放送で解説を務めた巨人OBの斎藤雅樹さんは「9月からちょうど先発を5人でまわすローテにしたが、体力的にそれに対応できる選手がいなかったということだと思う」と主張。さらに打線も噛み合わず、大失速に繋がっていったのではないかとの見解を示した。

 また、「戦力がある程度整っていれば、中4、5日で回す必要はなかったと思う。頭数を考えたときにどうしても5枚までということだった」と、巨人先発陣の“駒不足”も指摘。「6人目、7人目のいいピッチャーが出てきたら無理に回すことはないと思うので、残りのピッチャー陣がどう頑張るか」と述べ、“後輩たち”に奮起を促した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』