サンス会長候補が獲得合意に至ったというアドリアーノ(C)EFE
 レアル・マドリーの会長選挙(7月2日)を前に、会長候補の一人であるロレンソ・サンス氏がインテルとブラジル代表FWアドリアーノの獲得で合意に至った。

 サンス氏は26日のラジオ番組の中で「私が会長選で勝利すれば、アドリアーノはレアル・マドリーの選手となる」と明言。さらに「(インテルのオーナー)モラッティとアドリアーノの獲得で合意した以外にも、3選手の獲得がほぼ決まっている。詳しいことは木曜(29日)に発表するが、アドリアーノのほかインテルからもう1選手、そして他のクラブからポルトガル人選手、イギリス人選手それぞれ1人ずつが来季レアル・マドリーに加入することになる」とコメントした。

 フロレンティーノ・ペレス前会長が就任する前までの約5年間、レアル・マドリーの会長職にあったサンス氏がアドリアーノを武器に2度目の会長就任を狙う。