スペインのTV局‘ラ・セクスタ’の番組に出演したカルロス・ビアンキが、フェルナンド・トーレスの才能を認めながらも、特にゴールに精通した選手ではないと明かした。

「フェルナンドがすばらしいサッカー選手であることは間違いないが、ゴールゲッターではない。ビージャの方がフェルナンドよりも多くのゴールを決められる選手だと思う」と発言。

ビアンキは今シーズン、アトレティコ・マドリーの監督に就任したが、成績不振を理由にシーズン途中で解任されている。批判ともとれるかつての指揮官の衝撃の発言。ワールドカップ今大会でこれまで3得点をマークし、スペインの勝利にも貢献しているフェルナンド・トーレスが、この発言を耳にしているか定かではないが、この発言をバネに今大会でのさらなるゴールに期待したいところだ。フェルナンド・トーレスは、ミロスラフ・クローゼ(ドイツ=4得点)に続き、ルーカス・ポドルスキー(ドイツ=3得点)と並び得点王ランキングの2位につけている。