ミヒャエル・バラック(バイエルン・ミュンヘン)、アンドリー・シェフチェンコ(ACミラン)の獲得に成功したチェルシーが、次なるターゲットとしてレアル・マドリー所属のスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(20歳)に目を付けている。チェルシー退団の意向を明らかにしているウィリアム・ガラ、そしてモウリーニョ監督との確執が噂されているリカルド・カルバーリョ、2人の退団は決定的と言われており、手薄になるディフェンスの強化にとW杯で活躍中のセルヒオ・ラモスに白羽の矢が当たったようだ。

モウリーニョ監督の近しい人物によると、チェルシーはすでにセルヒオ・ラモス獲得に動いているとのことだが、オファーを出すのは7月3日、つまりR・マドリーの新会長が決まってからになる。

スペイン代表では左サイドバックでプレーしているセルヒオ・ラモスだが、モウリーニョ監督は彼を強さとユーティリティを兼ね備えた理想的なセンターバックとして見ており、加えて20歳という若さも大きな魅力と考えている。チェルシーは、すでにオファーを出しているロベルト・カルロスとともにセルヒオ・ラモスを獲得する可能性も出てきた。