アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、レアル・マドリーと監督就任を前提に交渉の場を設けたという報道を否定した。

 7月に投票が行われるレアル・マドリーの会長選挙に立候補しているビジャル・ミル氏は、選挙公約としてベンゲルの監督就任を掲げている。そして先週末、年俸340万ポンド(約6億8000万円)の4年契約を条件に、すでに交渉がスタートしているとスペイン各紙が伝えた。

 しかしベンゲルは、ビジャル・ミル氏との接触を、次のように否定した。

「アーセナルに話が来ているかどうかは知らないが、私は誰とも交渉を行なっていない。まったくのデタラメだ」

 過去数シーズンに渡り、レアル監督就任の噂が浮上しているベンゲル。しかし、アーセナルはベンゲルとの終身契約の準備を進めているとされており、フランス人監督に対するオファーを聞き入れる可能性は極めて低いと考えられている。