冬の風物詩 縮景園でソテツのコモ巻き 広島市
暦の上では冬が始まるとされる「立冬」を前に縮景園ではソテツのコモ巻きが行われました。
わらで編まれた「コモ」にくるまれ冬支度をすませたソテツたち。
中区の縮景園では5人の庭師が37本のソテツに手際よくコモを巻いていきました。
ソテツは南九州など温暖な気候に分布するため寒さに弱く、コモを巻くことで凍傷になり腐ってしまうことを防ぎます。
縮景園では毎年、「立冬」にあわせて行われ冬の風物詩となっています。
縮景園 庭師・高森俊正さん「ソテツのコモ巻きをしたら冬に近付くんだなとお客さんにも楽しんでもらえたら」
広島地方気象台によりますと5日の広島市中区の最低気温は10・3度と平年並みだということです。