写真にお土産、「思い出」の捨て方。見ないのなら収納場所のムダ!
クローゼットや押入れの奥に、なかなかあけない引き出しや箱がありませんか? その中身といえば、アルバムや子どもの作品、どこからかもらったプレゼントやおみやげ…。
「使わないけど処分しにくいものを収納しっぱなしにするのはもったいない! 思い出のものを残すルールと保管のコツを教えます」というのは、整理収納プランナーの中谷あこさんです。
思い出のものをすっきり整理!
スマホやデジカメで写真を撮ることが多くなったとはいえ、結婚式や学校のイベントなどで溜まってくる紙の写真やそれらをまとめたアルバム。いつかきちんと整理したいと思いながら、量の多さに目を背けていませんか?
よくあるのが、引っ越しをしたときどこにどうやって収納すればいいか悩んだまま、段ボールに入れっぱなし…というパターン。とりあえず押入れや納戸に押し込んでしまうと、たまに見てみたいアルバムも探す根気・取り出す勇気が必要になります。
取り出せるように収納した場合はアルバムの価値がありますが、容易に取り出せない収納をしている場合には「必要のないもの」と考えましょう。もう見返すことはないなと感じたら、中身を確認のうえ、潔く処分を!
溜まりがちな子どもの作品やもらいものですが、手放す基準はとても難しいと思います。私が整理収納サービスのときにお客様にいつもお伝えするのは、「二度と手に入らないものを捨てるかどうか悩んでいるなら、取っておきましょう!」といこと。
でも「本当は捨てたいけれど、プレゼントで頂いて申し訳ないから…」という理由ならば、今まで大切にしてきた期間で十分なのではないでしょうか? と処分をおすすめしています。
思い出ボックスをつくり、入る分だけの量にするのも基準のひとつです! 子どもが小さいうちは子どもの作品、子どもの思い出などで思い出ボックスをつくり、中身を更新していきましょう。
収納するときに大切なポイントは「使用頻度を考える」こと。思い出ボックスはその内容から、使用頻度はとても低くなりますよね。
収納場所の目線から膝の高さまでを「ゴールデンゾーン」と言いますが、使用頻度が高いものはそこに収納します。
次に使用頻度が高いものは膝から下の低い位置になります。
そして、使用頻度が最も低いものは、目線より上の位置に収納します。つまり、思い出ボックスの場所はそこが正解!
そんなに取り出すことはないけれど、取り出そうと思えば取り出せる…そんな位置に収納しましょう。
思い出ボックスは中身を更新していくことを考えて、フタつきのものをおすすめします。段ボールに入れてしまうと、追加したいときに入れづらいですし、ちょっとあけて見てみたいと思ったときも取り出しにくいのです。
写真のFellowesのバンカーズボックスは持ち手がついているのでラクに取り出せますし、フタつきなのでものを追加しやすいです。
バンカーズボックスにはなにが入っているかをラベリングしておきましょう。同じボックスを積み重ねても、取り出したいものがすぐに見つかります。
思い出のものはどんどん増えていくものなので、基準をつくり、量を決めることで増えすぎないようにコントロールしましょう。思い出ボックスは1人1箱と決めたら、それに入る分だけを厳選。
子どもの作品は思い出ボックスに保管していき、ある時期が来たら家族で相談しながら整理するのがいいと思います。思い出を語り合う、すてきな時間になることと思います!
●教えてくれた人
整理収納プランナー。「片づけは選択力を身に着けるスキル」として、家庭やオフィスの片づけサービスを提供する。成人した2人の娘の母でもあり、子育て中のママから「子どもに必要な片づけスキル講座」が好評。インスタグラムは@makanaco_seirisyunou
「使わないけど処分しにくいものを収納しっぱなしにするのはもったいない! 思い出のものを残すルールと保管のコツを教えます」というのは、整理収納プランナーの中谷あこさんです。
思い出のものをすっきり整理!
アルバムが段ボールに入ったままになっていませんか?思い出のものはすっきり整理
よくあるのが、引っ越しをしたときどこにどうやって収納すればいいか悩んだまま、段ボールに入れっぱなし…というパターン。とりあえず押入れや納戸に押し込んでしまうと、たまに見てみたいアルバムも探す根気・取り出す勇気が必要になります。
取り出せるように収納した場合はアルバムの価値がありますが、容易に取り出せない収納をしている場合には「必要のないもの」と考えましょう。もう見返すことはないなと感じたら、中身を確認のうえ、潔く処分を!
●子どもの作品やもらいもの…捨てるタイミングは?
溜まりがちな子どもの作品やもらいものですが、手放す基準はとても難しいと思います。私が整理収納サービスのときにお客様にいつもお伝えするのは、「二度と手に入らないものを捨てるかどうか悩んでいるなら、取っておきましょう!」といこと。
でも「本当は捨てたいけれど、プレゼントで頂いて申し訳ないから…」という理由ならば、今まで大切にしてきた期間で十分なのではないでしょうか? と処分をおすすめしています。
思い出ボックスをつくり、入る分だけの量にするのも基準のひとつです! 子どもが小さいうちは子どもの作品、子どもの思い出などで思い出ボックスをつくり、中身を更新していきましょう。
●思い出ボックスは「目線より上の位置」に収納
収納するときに大切なポイントは「使用頻度を考える」こと。思い出ボックスはその内容から、使用頻度はとても低くなりますよね。
収納場所の目線から膝の高さまでを「ゴールデンゾーン」と言いますが、使用頻度が高いものはそこに収納します。
次に使用頻度が高いものは膝から下の低い位置になります。
そして、使用頻度が最も低いものは、目線より上の位置に収納します。つまり、思い出ボックスの場所はそこが正解!
そんなに取り出すことはないけれど、取り出そうと思えば取り出せる…そんな位置に収納しましょう。
思い出ボックスは中身を更新していくことを考えて、フタつきのものをおすすめします。段ボールに入れてしまうと、追加したいときに入れづらいですし、ちょっとあけて見てみたいと思ったときも取り出しにくいのです。
写真のFellowesのバンカーズボックスは持ち手がついているのでラクに取り出せますし、フタつきなのでものを追加しやすいです。
バンカーズボックスにはなにが入っているかをラベリングしておきましょう。同じボックスを積み重ねても、取り出したいものがすぐに見つかります。
●思い出ボックスは家族で相談しながら更新しましょう!
思い出のものはどんどん増えていくものなので、基準をつくり、量を決めることで増えすぎないようにコントロールしましょう。思い出ボックスは1人1箱と決めたら、それに入る分だけを厳選。
子どもの作品は思い出ボックスに保管していき、ある時期が来たら家族で相談しながら整理するのがいいと思います。思い出を語り合う、すてきな時間になることと思います!
●教えてくれた人
【中谷あこさん】
整理収納プランナー。「片づけは選択力を身に着けるスキル」として、家庭やオフィスの片づけサービスを提供する。成人した2人の娘の母でもあり、子育て中のママから「子どもに必要な片づけスキル講座」が好評。インスタグラムは@makanaco_seirisyunou