50代夫婦が主役の大人旅。星野リゾート 青森屋・半露天風呂つきの部屋でくつろぐ
忙しい50代。たまには時間をつくって、家事や子育てを忘れて夫婦で旅行をしてみませんか?
ESSEonlineで活躍しているライフオーガナイザー・下村志保美さんが、夫婦で青森を旅行。星野リゾート 青森屋でゆったり過ごした大人旅の様子をレポートしてくれました。
これまでは旅行といえば家族旅行。まず子どもが楽しめるか、子どもと楽しめるかが旅先を選ぶポイントでした。
しかし娘が成人し子育てがひと段落した今、家族旅行=夫婦旅に。
今回は、夫婦で楽しむことを存分に意識して、星野リゾート 青森屋での旅を楽しんできました。
ホテルに到着後、まず馬車に乗って公園内を散策。かわいいお馬さんのポクポクという足音と心地よい揺れに身を任せ、池の周りを一周しました。
馬車の中には旬のリンゴが用意されていて、食べながら馬車を楽しむことができます。
こちらのホテルでは「馬事業部」があり、お馬さんたちも社員とのこと。馬を引くスタッフの方の馬たちへの愛情が伝わってきて、温かな気持ちになれました。
1Fにあるじゃわめぐ広場にはリンゴの形をした灯篭が並び、まるでお祭りの縁日のよう。
リンゴジュースが出る蛇口は単純に楽しく(もちろんジュースもおいしい)、リンゴガチャガチャは外れなしで、どのリンゴが出てくるかはお楽しみ。
ホタテ釣りは思ったより難しかったけど夢中になれるし、釣れたときは子どものようにはしゃいでしまいました。
到着した日はあいにくの雨でしたが、雨天であっても寒い日でも馬車やこの広場も楽しめます。お天気を選べない旅行客には大きな安心ポイントだと思いました。
12月から始まるアクティビティ「きみがらミニぞうりづくり」を少しだけ体験しました。
馬車を引いたりお客様をお出迎えしたり、「社員」として働いている馬たちとホテルのスタッフが畑を耕しトウモロコシを育てています。その実は馬の飼料にし、そして皮はぞうりづくりの製作に活用する、資源循環を再現する「きみがらプロジェクト」の一環なんです。
生活に必要なものは大量生産されたものをお店やネットでポチッと購入することが当たり前な私たちですが、このぞうりづくり体験を通じて、ものをつくり循環させるという本来の暮らしのあるべき姿を知りました。
さてそんな話を伺いながら、せっせと夫婦それぞれ手を動かしながらミニぞうりを仕上げていきます。程よく集中しながら手を動かしていく作業は出来栄えのよしあしに関わらず、楽しい作業でした。
今まであれば「娘の自由研究に使えるかな」「工作の宿題になるかな」なんてそちらに思考が向いていたなぁ、なんてちょっと苦笑い。子どもの付き添いではなく自分が体験するというのは、実は20年ぶりかもしれません。
夕食や朝食は、ホテル公園内のにある古民家レストラン「南部曲屋」でいただきました。
地元にゆかりのある食材をふんだんに取り入れた会席料理はおいしく、大人の胃袋にも優しい量。
ビュッフェスタイルの食事も楽しくて大好きですが、ついつい食べ過ぎて苦しくなってしまうのが難点。会席料理はお酒を楽しみつつも程よくおなかが満たされて、「大人の食事」を実感できます。
南部曲屋の夕食を楽しんだ後は、同じく公園内にある八幡馬ラウンジへ。
こちらは予約制のラウンジです。webサイトの写真を見ると昼間も開放的な景色が楽しめる空間のようですが、夜はスタイリッシュな和モダンなバーのようです。
夫婦二人、静かに地酒で乾杯しました。
お部屋は落ち着いた色味、くつろげる掘りごたつ風のテーブル、ゆったりとしたツインのベッド。
のんびりと過ごすための部屋ではありますが50代夫婦、まだまだ現役で働いているのでパソコンを開く時間もありました。ですがそれもまた今の時代ならでは。仕事と旅を両立できるというのもまたメリットです。
今回の夫婦二人旅では、半露天風呂のついたお部屋に滞在しました。
もちろん立派な大浴場があるお宿ですが、部屋にお風呂があると、早朝でも深夜でも気軽に温泉を楽しむことができます。ちょっとしたことですが、とても贅沢な気分が味わえました。
子ども連れの今までの旅と今回の夫婦二人旅、大きく違うのは
・自分たちの写真をたくさん撮ったこと。
・自分たちが積極的にアクティビティに参加したこと。
・自分たちの好みの食事を選び、好きなように温泉を楽しんだこと。
もちろん滞在したホテルではたくさん親子連れを見かけましたし、私たちが体験した同じアクティビティを親子連れはまた違った形で楽しんでいました。子どもの笑顔が親の幸せ、そんな時期もあって当然。ですが子どもは育ち、いつかは夫婦二人に戻ります。
子ども連れ楽しんでいる若い家族を懐かしい思いで見ながら、子育てを卒業した50代夫婦の二人旅を通じてこの先、二人での人生を楽しむことを改めて考える旅になりました。
星野リゾート 青森屋
※移動時にはなるべく三密を避けてください。体調不良が疑われる場合は移動を控えてください。
●教えてくれた人
ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS
」を主宰。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方
』(三笠書房刊)がある
ESSEonlineで活躍しているライフオーガナイザー・下村志保美さんが、夫婦で青森を旅行。星野リゾート 青森屋でゆったり過ごした大人旅の様子をレポートしてくれました。
夫婦ふたりでゆったり過ごす。ホテルステイが中心の大人旅
これまでは旅行といえば家族旅行。まず子どもが楽しめるか、子どもと楽しめるかが旅先を選ぶポイントでした。
しかし娘が成人し子育てがひと段落した今、家族旅行=夫婦旅に。
●馬車や縁日体験
ホテルに到着後、まず馬車に乗って公園内を散策。かわいいお馬さんのポクポクという足音と心地よい揺れに身を任せ、池の周りを一周しました。
馬車の中には旬のリンゴが用意されていて、食べながら馬車を楽しむことができます。
こちらのホテルでは「馬事業部」があり、お馬さんたちも社員とのこと。馬を引くスタッフの方の馬たちへの愛情が伝わってきて、温かな気持ちになれました。
1Fにあるじゃわめぐ広場にはリンゴの形をした灯篭が並び、まるでお祭りの縁日のよう。
リンゴジュースが出る蛇口は単純に楽しく(もちろんジュースもおいしい)、リンゴガチャガチャは外れなしで、どのリンゴが出てくるかはお楽しみ。
ホタテ釣りは思ったより難しかったけど夢中になれるし、釣れたときは子どものようにはしゃいでしまいました。
到着した日はあいにくの雨でしたが、雨天であっても寒い日でも馬車やこの広場も楽しめます。お天気を選べない旅行客には大きな安心ポイントだと思いました。
●きみがらミニぞうりづくり
12月から始まるアクティビティ「きみがらミニぞうりづくり」を少しだけ体験しました。
馬車を引いたりお客様をお出迎えしたり、「社員」として働いている馬たちとホテルのスタッフが畑を耕しトウモロコシを育てています。その実は馬の飼料にし、そして皮はぞうりづくりの製作に活用する、資源循環を再現する「きみがらプロジェクト」の一環なんです。
生活に必要なものは大量生産されたものをお店やネットでポチッと購入することが当たり前な私たちですが、このぞうりづくり体験を通じて、ものをつくり循環させるという本来の暮らしのあるべき姿を知りました。
さてそんな話を伺いながら、せっせと夫婦それぞれ手を動かしながらミニぞうりを仕上げていきます。程よく集中しながら手を動かしていく作業は出来栄えのよしあしに関わらず、楽しい作業でした。
今まであれば「娘の自由研究に使えるかな」「工作の宿題になるかな」なんてそちらに思考が向いていたなぁ、なんてちょっと苦笑い。子どもの付き添いではなく自分が体験するというのは、実は20年ぶりかもしれません。
●おいしいものをおいしいだけいただく
夕食や朝食は、ホテル公園内のにある古民家レストラン「南部曲屋」でいただきました。
地元にゆかりのある食材をふんだんに取り入れた会席料理はおいしく、大人の胃袋にも優しい量。
ビュッフェスタイルの食事も楽しくて大好きですが、ついつい食べ過ぎて苦しくなってしまうのが難点。会席料理はお酒を楽しみつつも程よくおなかが満たされて、「大人の食事」を実感できます。
●大人の空間・八幡馬ラウンジ
南部曲屋の夕食を楽しんだ後は、同じく公園内にある八幡馬ラウンジへ。
こちらは予約制のラウンジです。webサイトの写真を見ると昼間も開放的な景色が楽しめる空間のようですが、夜はスタイリッシュな和モダンなバーのようです。
夫婦二人、静かに地酒で乾杯しました。
●半露天風呂つきの部屋でゆったり過ごす
お部屋は落ち着いた色味、くつろげる掘りごたつ風のテーブル、ゆったりとしたツインのベッド。
のんびりと過ごすための部屋ではありますが50代夫婦、まだまだ現役で働いているのでパソコンを開く時間もありました。ですがそれもまた今の時代ならでは。仕事と旅を両立できるというのもまたメリットです。
今回の夫婦二人旅では、半露天風呂のついたお部屋に滞在しました。
もちろん立派な大浴場があるお宿ですが、部屋にお風呂があると、早朝でも深夜でも気軽に温泉を楽しむことができます。ちょっとしたことですが、とても贅沢な気分が味わえました。
●もう一度、夫婦二人で歩む旅
子ども連れの今までの旅と今回の夫婦二人旅、大きく違うのは
・自分たちの写真をたくさん撮ったこと。
・自分たちが積極的にアクティビティに参加したこと。
・自分たちの好みの食事を選び、好きなように温泉を楽しんだこと。
もちろん滞在したホテルではたくさん親子連れを見かけましたし、私たちが体験した同じアクティビティを親子連れはまた違った形で楽しんでいました。子どもの笑顔が親の幸せ、そんな時期もあって当然。ですが子どもは育ち、いつかは夫婦二人に戻ります。
子ども連れ楽しんでいる若い家族を懐かしい思いで見ながら、子育てを卒業した50代夫婦の二人旅を通じてこの先、二人での人生を楽しむことを改めて考える旅になりました。
星野リゾート 青森屋
※移動時にはなるべく三密を避けてください。体調不良が疑われる場合は移動を控えてください。
●教えてくれた人
【下村志保美さん】
ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS
」を主宰。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方
』(三笠書房刊)がある