批判的なOBに「黙れ」と怒りを露にしたランパード(C)EFE

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 イングランド代表のMFフランク・ランパードは、ワールドカップを戦う代表のパフォーマンスに文句をつけるOBに対して、怒りを露にした。『ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙が伝えた。

 アラン・シアラー、イアン・ライト、ガリー・リネカーといった元イングランド代表のスター選手たちが、現代表のパフォーマンスについて批判的なコメントをしていることが波紋を呼んでいる。ランパードはこれを問題視しているのだ。

「ドイツでも英国のテレビを観ることができるから、当然彼らの発言も耳に入っているよ。過去のスターがテレビに出て、ネガティブな言動を取ることほど悪いことはない。彼らだって同じ経験をしてきたはずなのに…。物事を論理的に分析してアドバイスするよりも、非難する方が簡単だ。もちろん、僕らだって結果が悪ければ、批判は受け入れる。それでも、OBにとやかく言われる筋合いはない」

 イングランド代表はすでに2勝し、決勝トーナメント進出を決めている。40年ぶりの優勝を目ざすスリーライオンズにとっては、ここからが正念場。ランパードにしてみれば「大事なときに、外野に邪魔されてはたまらない」といったところだろう。