エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

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ワイルドカードゲームの解説を務めたAロッド氏

 ア・リーグのワイルドカードゲームは5日(日本時間6日)、レッドソックスが本拠地でヤンキースを6-2で快勝し3年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。この試合で解説を務めたMLB通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏はMVP争いについてエンゼルス大谷翔平投手を評価した。

 この試合を中継した「ESPN」で解説を務めたロドリゲス氏は試合開始直後に今季148試合に出場し打率.287、39本塁打98打点と完全復活したアーロン・ジャッジに注目。近年は怪我に悩まされたが今年は打線を牽引し「彼は1試合目から162試合まで最高の選手の1人でした」とレギュラーシーズンでの活躍を称えた。

 だが、ア・リーグMVP争いは投手として9勝、打者としてリーグ3位の46本塁打を放ち歴史的なシーズンを過ごしたエンゼルス大谷翔平投手が最有力となっている。これを踏まえ「オオタニやゲレーロJr.といった選手がいなければ、彼がア・リーグMVPだったかもしれません」と、レベルの高いシーズンだったことを言及していた。

 ロドリゲス氏はこれまでも大谷を称賛しており、米「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された時にも「彼は現代のバンビーノ(ベーブ・ルースの愛称)です。彼はフィールド上で素晴らしいだけでなく、フィールド外でもジェントルマンなのです」と推薦文を送っていた。(Full-Count編集部)