2得点のビジャはレキップでも高評価(C)EFE
 W杯初戦でウクライナに圧勝(4−0)したスペインを欧州メディアが絶賛した。

 フランスのレキップ紙は『スペイン代表に注意せよ!』との見出しを付け、スペインの選手層の厚さと若さは強力な武器だと強調し、なかでも2得点を挙げたビージャの活躍を称えた。

 また英BBCは『最高レベルのスペインがウクライナを翻弄』と見出しでMFシャビ・アロンソの出来が際立ったと伝え、イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルト紙は、スーパーな出来のスペインの前にシェバは何もできなかった、と元ミランのエースを完璧に抑えたスペインの守備力を評価。さらにポルトガルのア・ボラ紙は、この試合のレベルを保つことができればスペインが優勝カップを持ち帰ることもあり得る、と絶賛した。

 一方、スペインのテレビでこの試合の解説を務めたマラドーナ氏は「今大会で最高のゲーム。チームとして完璧に機能していた」とコメント。またイタリア代表のFWジラルディーノも「スペインのフットボールに衝撃を受けた。特にトップのビージャとフェルナンド・トーレスは互いに理解しあって効率的な攻撃を仕掛けていた」とスペインの攻撃陣を称賛した。