アルゼンチン代表でバレンシア所属のMFパブロ・アイマールに、サラゴサ移籍の可能性が浮上した。12日付のスペイン紙‘AS’が伝えた。

同紙によると、サラゴサの筆頭株主であるアガピート・イグレシアス氏が、アイマールの代理人を務めるグスタボ・マスカルディ氏とすでに接触。来季からの1年のレンタル移籍(買い取りオプション付き)の条件を提示し、具体的な話し合いを進めているようだ。

先週には同代理人からバレンシアに「アイマールの今季限りでの退団希望」の旨が伝えられた。さらに、バレンシアは1年前にサラゴサから獲得したFWビージャの移籍金の返済が済んでおらず、今回のアイマールのレンタル移籍金をその一部に充てたいとの意向も窺える。そしてサラゴサには現在、ミリート兄弟や来季加入の決まったダレッサンドロなど、4人のアルゼンチン人選手が在籍していることも、アイマールのサラゴサ移籍を加速させる要因になり得るだろう、と同紙は伝えている。