東京オリンピックの男子バスケットボール代表として活躍した宇都宮ブレックスの比江島慎選手に宇都宮市から23日、市長特別賞が贈られました。

市長特別賞は文化やスポーツの分野でまちの魅力を高めた人や団体に贈られるもので、宇都宮ブレックスの比江島選手は45年ぶりにオリンピック出場となったバスケ男子の代表メンバーの1人として予選リーグ3試合を戦いました。

予選敗退とはなりましたが、最終予選のアルゼンチン戦では先発出場し13得点3アシストの活躍を見せました。

佐藤栄一市長は「地元ブレックスの選手が世界の舞台で活躍したことでバスケットボールによるまちづくりに長年尽力してきた宇都宮の人たちの努力が報われたと思う」と労いました。

比江島選手は「悔しい結果には終わったが、子どもたちに夢を与えられるように今後も努力していきたい」と話しました。

宇都宮市では今後、スポーツクライミングの楢粼智亜選手など東京オリンピックに出場した市ゆかりのほかの選手5人についても市長特別賞を贈呈する方針です。