ワールドカップに向けドイツで合宿中のスペイン代表は10日、スタメン組と控え組に分けた戦術練習を行った。スペインの初戦であるウクライナ戦まであと4日。ルイス・アラゴネス監督は、前日に引き続きチームを2つに分けて練習を行い、スタメン組からラウルを外した。

スタメン組には、ゴールキーパーにカシージャス、ディフェンスは右からセルヒオ・ラモス、パブロ、プジョール、ペルニアの4バック。中盤にはシャビ・アロンソを底にセナとチャビが両脇を固め、3トップにはルイス・ガルシア、フェルナンド・トーレス、ビージャがそれぞれ入った。主将ラウルはこの日の練習でも控え組でレジェスとコンビを組んでプレー。今回で3度目のワールドカップとなるが、初戦のウクライナ戦ではベンチスタートが濃厚といえそうだ。

グループHに属するスペインは14日にライプチヒでグループ最強のライバルと目されるウクライナと初戦を迎える。