8日から「まん延防止等重点措置」 酒類停止で再び悩む飲食店
新型コロナウイルスの感染者急増を受けて栃木県内の23の市と町では、8日から国の「まん延防止等重点措置」が適用され、この区域の飲食店では期間中、酒類の提供が禁止されます。
国や県の発表から一夜明け街の人や飲食店はどう受け止めているのでしょうか。
県内では4日、1日あたりの新規感染者数が過去最多の178人となるなど、感染者が急増しています。8日から県内の23の市と町がまん延防止等重点措置区域となり、飲食店での酒類の提供が禁止となります。
宇都宮市中央本町の釜川沿いにある居酒屋「一㐂」です。
宇都宮市を含む7つの市では飲食店の時短営業が、2日から始まったばかりでした。
こちらの店でも、そういった方針に従うとともに訪れる人が安心して飲食できるよう、空間除菌機を設置するなど対策を進めてきた中でのまん延防止適用、酒類の提供停止です。
コロナ禍前の、2019年と比べて、月によっては3割から5割ほど、売り上げが下がったといいます。これまでの緊急事態措置期間で2回休業し、今回3回目の休業に。
依然として出口の見えない状況に不安を口にします。