午後8時までの時短要請 店舗は対応に追われる
栃木県による宇都宮市など7つの市にある飲食店への営業時間の短縮要請が2日から始まり、それぞれの店舗では対応に追われました。
宇都宮市中心部にあるバー「Juice」です。
通常は夜8時から店を開けますが、県の時短要請を受け、2日から営業時間を午前11時に前倒ししました。
バーは感染が拡大するたび、夜間に酒を提供する場所としてたびたび休業や時短を要請されてきました。
店を続けるためには業態を一時的に転換するほかなく、夜に人気のカレーを看板メニューに据え昼の営業にも力を入れてきました。
県は政府に対し2日にも「まん延防止等重点措置」の対象地域に指定するよう要請する方針です。
時短要請の地域は4日から全県に拡大し、22日までだった期間を8月いっぱいまでに延長します。
時短に応じた店舗には協力金が支給されますが、営業時間やスタイルに大きな変更を余儀なくされる店舗にとっては客入りへの影響は避けられず、苦しい1カ月となりそうです。