買い物に出掛けたまま行方が分からなくなった60代の女性を警察犬とともに発見したとして下野警察署は2日、飼い主と訓練士に感謝状を贈呈しました。

行方不明だった女性を発見したのは、ジャーマンシェパードのメスのリア・フォム・キョーラクソウ号6歳です。

下野警察署の森平芳彦署長から飼い主の佐藤玲子さんと訓練士の池上裕二さんに感謝状が手渡されました。

警察によりますと、池上さんとリアは7月18日の夜、女性が買い物に出掛けたまま連絡がつかなくなったという連絡を受けて出動すると、足跡の匂いなどを頼りに1時間後の午前0時ごろ雑木林で道に迷っている女性を見つけたということです。

リアは2017年にも那須塩原市の山の中で行方不明になっていた男性が崖の下にいるのを発見していて、今回2度目の表彰となります。

森平署長は「機材で足跡の匂いは検出できない。犬の力を発揮していただいた」と感謝の言葉を述べました。