夏の暑さ、そして東京オリンピックによるスポーツ熱が本格化する中、晩酌や観戦のお供となる「えだまめ」の出荷が栃木県内有数の産地の高根沢町で最盛期を迎えています。

高根沢町上高根沢にある生産農家、齋藤誠治さんの作業場です。

この日も、まだ真っ暗な午前2時ごろから収穫を始め家族など4人で採れたえだまめの仕分けと袋詰め作業に追われていました。

高根沢町は県内随一のえだまめの生産量を誇り、JAしおのや枝豆部会の20人がハウスと露地栽培を合わせておよそ14ヘクタールで栽培しています。

町のキャラクターの「タンタン」にちなんで「タンタンえだまめ」とブランド化していて、大粒で高品質、香りが良く甘みがあるのが特徴です。

生産のピークは8月中旬のお盆前くらいまでで宇都宮や東京の市場などに出荷されます。

今年は害虫や強風の影響があったといいますが、暑い夏にぴったりな美味しいえだまめに育ったということです。