ＡＳローマＤＦキブ「カルチョ・スキャンダルは周知の事実だった」

「幾つかのことは周知の事実だったよ」とＡＳローマＤＦクリスチャン・キブ（２５）が審判操作の裏取引について言葉を濁さずに語り始めた。

　キブは続けて「我々ＡＳローマは道徳心のあるクラブだったから気にはしていなかったが。グラウンドではプレーにのみ専念している。何が起きたのか納得できない人もいるだろう。なんにせよ我々が裁かれる義務はないものだが」。

　このルーマニア人ＤＦはカルチョ界の権威失墜では収まらないスキャンダルとして続けて「セリエＡには素晴らしい選手が多く在籍する。セリエＡは世界最高峰リーグとして世界中に知れ渡っていたのだから」と語った。問題となっているユベントスに関しては「ユベントスの実力・伝統を疑う余地はないが、彼らとの対戦で我々より数段優れていると感じる面は？イブラヒモビッチかな、彼は自分よりかなり背が高いからね」
と冗談を交えながら応じている。

　キブは「幸いなことに現時点で選手達がスキャンダルに巻き込まれていない。まぁ時間がこの件を解決するだろう」と締めくくっている。