日本の伝統料理やトレンドフードなどを、様々な国の人に試してもらう「勝手にテスマケ(テストマーケティング)!」。今回は発売60周年の「のりたま」に50周年の「ゆかり」など、定番のふりかけをご飯にかけて試食してもらった。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私たちが試しました!】

アメリカ:セラ・ジョナソン・トマスさん

米食は全体の2割程度。日本のご飯ものは親子丼が好き。

 

ナイジェリア:ウグ・コスマスさん

一番好きな炭水化物はご飯で、毎日食べる。牛丼が好物。

 

インド:クルカラニ・アメイ・カンチャンさん

ほぼ毎日米食。インドでは豆カレー、日本では海鮮丼が好き。

 

【エントリーNo.1】

大森屋

男梅ふりかけ

216円

ノーベル製菓の人気商品「男梅」の味わいを再現。濃厚な梅干しのしょっぱさが魅力だ。

【5点満点で評価】

セラさん 3.0 ウグさん 1.0 クルカラニさん 4.0 total 8.0/15.0

「味がディープでインパクトのある味! でもこれは酸っぱすぎてバランスが悪い気がするなあ」(ウグさん)

「スーパーストロング! ごまとのりのコンビネーションがバッチリ! ご飯なしでもイケるよ」(クルカラニさん)

 

【エントリーNo.2】

永谷園

おとなのふりかけ 本かつお

149円

風味豊かなかつお節と、全国から厳選したのりを使用。大人にも子どもにも人気の味だ。

【5点満点で評価】

セラさん 5.0 ウグさん 2.0 クルカラニさん 3.5 total 10.5/15.0

「かつおの風味が良く、甘じょっぱい味も最高! フレークの食感も香ばしくてデリシャスだね!」(セラさん)

「意外に甘味もあるんですね。食べられるけれど、僕は魚が苦手なのでこれはあんまりかな」(ウグさん)

 

【エントリーNo.3】

三島食品

ゆかり

140円

新品種を独自開発するほどこだわった、赤じそが決め手。上品で爽やかな風味がたまらない。

【5点満点で評価】

セラさん 3.0 ウグさん 2.0 クルカラニさん 2.0 total 7.0/15.0

「酸っぱくてソルティだね。独特な香りだけど、日本人がこういう味が好きなのはわかるよ」(セラさん)

「ピクルスを乾燥させるとこうなるのかな。シンプルだけど味と香りのパワーがスゴイね」(クルカラニさん)

 

【エントリーNo.4】

丸美屋

のりたま

118円

国民的なふりかけ。のりと卵を中心に、ごま、さば節、抹茶塩などが調和している。

【5点満点で評価】

セラさん 4.0 ウグさん 4.0 クルカラニさん 3.0 total 11.0/15.0

「甘じょっぱさと卵のマイルド感のバランスがイイネ。明るくポップなパッケージもグッド!」(セラさん)

「卵の味はそこまで感じませんが、全体的な味の濃さはちょうど良いです。60周年はすごい!」(ウグさん)

 

【今回の一番人気!】好バランスなおいしさとデザインが高評価

ふりかけ界のロングセラーが一番人気という結果に。多かったのはバランスが良いという声。パッケージデザインの好感度も高かった。