ライカールトは冷静沈着「評価は決勝が終わってから」

写真拡大

26日(現地時間)の欧州CL準決勝第2戦、バルセロナ対ミランの試合は0−0の引き分けに終わり、この結果、2戦合計のスコアを1−0としたバルセロナが決勝進出を果たした。イタリアの強豪ミランを倒しての決勝進出となったバルセロナのフランク・ライカールト監督は、試合後「偉大なチームを相手に非常に苦しんだ試合だった」と振り返った。

「後半は特にミランのプレッシャーに苦しめられる時間が多かったが、選手たちはパリ(決勝の地)にたどり着くため、最高の仕事をみせてくれた。この決勝進出は選手たちの頑張りによるもの。とても満足している」

またライカールト監督は、ミランのアンチェロッティ監督の発言(「両者の実力は伯仲していたが、明暗を分けたのは運の差だった」)を受け、「チームの精神的な強さが運を引き寄せたのだろう」と、ここでも選手たちを褒め称えた。

最後に同監督は、バルサにとって14年ぶり2度目の欧州制覇がかかる決勝戦(5月17日)、対アーセナル戦について「ここまできたら本命などない。バルサはこれまでと同じように戦うだけだ。そしてチームの評価はその決勝が終わってからにしたい」と冷静に語った。