スイカは、夏の暑さに涼をもたらしてくれるフルーツ!


あの真っ赤な見た目も、元気をくれるパワーがありますよね。

実際、スイカには”シトルリン”という血管を若返らせる成分が含まれます。
またシトルリンは新陳代謝を活発にする作用も期待されているため、健康や美肌のサポートに役立つ成分だといえるでしょう。
とくに人は”血管から老いる”といわれているので、この血管を若返らせてくれる作用はうれしいもの。

ただ、このシトルリンは赤い果肉よりも白い皮の部分に多く含まれるという、ちょっと残念な事実があります。

そのため、皮もぜひ食べましょう。

例えば、浅漬けやピクルス、炒め物や煮物に使ってみるのはいかがでしょうか。
とくにスイカは冬瓜と同じウリ科なので、個人的にはスイカの皮は煮込むとおいしくいただけると思っています。

またスイカの果肉には、トマトと同じアンチエイジング成分のリコピンや、むくみ予防のカリウムも多く含まれます。
よって、果肉も皮も両方食べれば、トータルで夏美容に貢献してくれるはず。

今回は和えるだけの「スイカの皮の中華風和え物」をご紹介します。

■スイカの皮の中華風和え物

レシピ制作:管理栄養士 長 有里子



<材料 作りやすい量>
スイカ(白皮部分) 1/8切れ分
塩 ひとつまみ 
<調味料>
 しょうゆ 小さじ1
 酢 小さじ1
 ゴマ油 小さじ1
 砂糖 小さじ1/2

<作り方>
1、スイカの白皮部分を短冊切りにする。

2、塩をふって混ぜ、10分ほどおき、水気をしぼる。

3、<調味料>で和える。

いつもは捨てている皮をぜひ活用してみてくださいね。

(長 有里子)