ヒップホップ界の重鎮、Zeebra

写真拡大

ラッパーのZeebra(49)が、お盆期間中の不倫旅行を週刊誌にスクープされた。日本のヒップホップ界を牽引してきた「キングギドラ」のメンバーでソロでも活躍するZeebraのスキャンダルにネットがざわつくなか、Zeebra自らTwitterで「お詫び」したところ厳しい声も寄せられた。

『週刊FLASH』(2020年9月8日号)によると8月15日、神奈川県のリゾート地でZeebraと女性が滞在しており、16日朝にチェックアウトしたという。なおZeebraの所属事務所に同行した女性との関係を確認したところ、「ただの友人です」と回答があったそうだ。

ZeebraがKダブシャイン、DJ OASISと結成したヒップホップグループ「キングギドラ」は1990年代の音楽シーンに多大な影響を与え、さらにZeebraはDragon Ashの5枚目シングル『Grateful Days』(1999年5月)にゲストボーカルで参加して「悪そうなヤツはだいたい友達」のリリックで注目を集めた。

強面なイメージのZeebraだが、妻の中林美和が2012年5月19日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)にゲスト出演した際にプライベートでの素顔に触れた。当時結婚10年目で「21歳の長男と20歳の次男はアメリカに留学中」、「9歳の長女・花音、8歳の次女・里茉はいっしょに暮らしている」と家族について話すなか、Zeebraのことを「ヒデちゃん」と呼んだりする微笑ましい夫婦の仲がうかがわれた。

当時の『メレンゲの気持ち』で中林はZeebraが自宅で娘たちとダンスを踊って楽しんでいると話していたが、それから時を経て次女はオーディション番組『Nizi Project』(虹プロジェクト)から誕生した9人組ガールズグループ「NiziU」のメンバー「RIMA(リマ)」として、今年6月30日に『Make you happy』でプレデビューしたばかりである。

Zeebraがこのたびのスキャンダルについて8月25日朝、Twitterで「FLASHでの報道についてのお詫びです。本当に申し訳ありませんでした」とメッセージを投稿した。

自身の軽率な行動でファンや関係者に迷惑をかけたことを詫びたうえで、「自分の不甲斐ない行いにより大切な家族を傷つけてしまった事を、深く反省しております。今後は家族ひとりひとりに対し真摯に向き合い、二度と悲しませる事の無い様努めて参ります。本当に申し訳ありませんでした」と綴っている。

Zeebraの投稿には、「週刊誌にすっぱ抜かれて謝罪文だすのはHIPHOPなんですかね…。せめてバレないようにやってほしかったなあ…。頑張って、カッコいいジブさんに戻って下さい」、「ジブさんはラッパーの先駆者であり、国民の手本では無いんですから、プライベートの事はプライベートで良いと個人的には思います」とラッパーZeebraに対する声が寄せられた。

一方では「りまちゃん、頑張ってるのに泣けてくる」、「リマちゃんが韓国で頑張ってるのに、孫が生まれたばかりなのにこれはひどい」という声も見受けられ、『Nizi Project』のプロデューサーであるJ.Y.Park氏の名言を思い浮かべる人も少なくない。

オーディションで絞り込まれた候補生たちにJ.Y.Park氏が「歌手としての心構え」を話した中の1つで、「『真実』とは隠すものがない人になれということ。カメラの前でできない言葉や行動は、カメラのない場所でも絶対にしないでください」というものだ。

画像2枚目は『Zeebra 2020年5月26日付Twitter「今日の夕方に長男の息子、自分にとっての初孫が産まれました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)