アズーリ(イタリア代表)率いるマルチェロ・リッピ監督が21日付けのコリエレ・デッロ・スポルト紙の独占インタビューに応じ、W杯の展望を語った。

インタビューによるとリッピ監督はドイツ大会を彩る主役として「現時点で最高の選手であることに疑いはない。サン・シーロ(欧州CL対ACミラン)でも実感した」とブラジル代表のロナウジーニョを本命に挙げた。また「トッティの体調が良ければ彼に匹敵する」とアズーリ指令塔の活躍も期待している。その他の主役候補としてアンリ、メッシ、デル・ピエロの名を挙げたリッピ監督だが、来月15日に迫った最終メンバー選考には頭を悩ませている様子。

今冬の移籍市場でASローマからレアル・マドリーに移籍したFWカッサーノに関しては「レアルで試合に出られない厳しい現状を残念に思う。代表はここで終わるわけではないし、彼はまだ24歳にもなっていない。色々な経験を積んで欲しい」とドイツ大会では構想外であることを明かした。