オランダ王室御用達のベームスターチーズ、フランス産ミモレットチーズ、デンマーク産ブルーチーズ、イタリア産ボッコンチーニ、英国産チェダーチーズ、北海道産カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、モッツァレラチーズ、……という10種類のチーズを1つのピザの上にのせた「ワールド10チーズ」が2020年8月11日(火)から登場しています。日本ではなかなか流通しない希少なチーズを使い、高温加熱が難しいことから開発に1年かかったというピザを実際に食べてみました。

ワールド10チーズ|ドミノ・ピザ

https://www.dominos.jp/topics/200811_w10c

「ワールド10チーズ」が到着。



箱を開けるとこんな感じ。サイズはM(直径23cm)・R(直径28cm)・L(直径33cm)の3つがあり、今回はRサイズを注文しました。



ワールド10チーズは「オランダ王室御用達ベームスターチーズ」「フランス産ミモレットチーズ&シュリンプ」「プレミアムセブンチーズ」「英国産チェダーチーズ&ハム」という4種のピザが1枚になったもの。以下はデンマーク産ブルーチーズ、イタリア産ボッコンチーニ、北海道産カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、モッツァレラチーズという7種のチーズが入った「プレミアムセブンチーズ」



カマンベールチーズや……



パルメザンチーズ、ほんのり青い部分にブルーチーズなどが確認できます。



食べてみると、まずモッツァレラのまろやかさや、パルメザンチーズやカマンベールチーズの旨みなど、「チーズ」と聞いて想像する通りの味わいが口に広がります。食べ進めると徐々にブルーチーズの独特の塩気やチェダーチーズらしい酸味が顔を出してきて、「チーズの色んな味が混ざっている」というよりは、「食べる部分によっていろんなチーズの味が楽しめる」仕上がり。



メイプルソースが添付されてくるので、かけて味を変えてもOK。チーズの塩気とメイプルの甘みというメリハリのきいた味わいを楽しめます。



「フランス産ミモレットチーズ&シュリンプ」は、バターやチーズで有名なフランスの「イズニー」が6カ月熟成したミモレットチーズを使用したもの。ミモレットチーズはダニの力で熟成するオレンジ色のチーズです。



ミモレットチーズはハードタイプのチーズなので、「とろ〜り」という感じではなく、温かい状態でも少し柔らかい程度。全体的にはチーズからミルクの風味が感じられ、うまみも強いのですが、酸味やクセが強くないのでプリプリのエビやアスパラの風味とうまくひき立て合っていました。



「オランダ王室御用達ベームスターチーズ」はオランダ産ベームスターチーズ、パンチェッタ、チェリートマト、バジルがメインのピザ。



「フランス産ミモレットチーズ&シュリンプ」は独特のチーズくささがあまりない、食べやすい仕上がりでしたが、「オランダ王室御用達ベームスターチーズ」はチーズの酸味や香りが強く、だからこそパンチェッタのうまみやチェリートマトの甘さが引き立てられていました。



最後は「英国産チェダーチーズ&ハム」



英国産チェダーチーズ、ハム、マッシュルームをあわせたピザは、王道にして鉄板の組みあわせ。他のピザのように物珍しさはないものの、安心して食べられる味に仕上がっていました。



なお、ワールド10チーズはMサイズが2800円、Rサイズが3399円、Lサイズが3900円となっています。