アーセナル、ハイバリーでのCL最終戦を勝利で飾る

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19日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、アーセナル対ビジャレアルの一戦は、ホームのアーセナルが前半41分のトゥレのゴールで1−0の勝利を収めた。

ヨーロッパの舞台では見納めとなる本拠地ハイバリーにビジャレアルを迎え撃ったアーセナルは、ゲーム序盤から猛攻を仕掛け次々とチャンスの山を築いていく。前半7分と9分にはジウベルト・シウバとセンデロスが立て続けに決定的場面を迎えるもシュートは枠外。さらに11分にはアンリがDFラインの裏に抜け出しゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で取り消された。

そして迎えた41分、アーセナルはアンリが起点となった攻撃を最後はゴール前に詰めていたトゥレが合わせて先制ゴール。これで試合を完全に支配したアーセナルだが、その後はビジャレアルの懸命のディフェンスを崩すことはできず、追加点は生まれなかった。

一方のビジャレアルは、頼みのリケルメがジウベルト・シウバを中心とするアーセナルの組織的な中盤を前に終始苦しみ、チャンスらしいチャンスはほとんど作れず。また、ビジャレアルが迎えたこの試合唯一の決定機、ペナルティエリア線上でホセ・マリが倒されたシーンではノーファールと判定されて無得点に終わった。

ハイバリーで有終の美を飾ったアーセナルはこれで決勝進出に一歩前進。一方のビジャレアルは25日に行われるホーム、エル・マドリガルでの2ndレグで逆転進出を狙う。