夏の衣替えは収納掃除がマスト。放置はカビや虫発生のリスクも…
気温がじわじわと上昇し、もうすぐ本格的な暑さがやってきます。衣替えは十分でしょうか?
ジメジメする夏は、洋服の収納も虫の発生のリスクが高まります。そこで、服の入れ替えをする際に収納の掃除もしましょう。掃除研究家のおそうじペコさんに教えてもらいました。
そろそろタンスの中も本格的な夏ものにそろえて夏のおしゃれの準備をしておきたい季節です。
衣替えは主に春夏〜秋冬の年に2回ありますが、気候によって衣類に与える影響は違います。とくにこの季節の衣替えに注意しておきたいポイントをまとめました。
●衣替え掃除に使う3つのアイテム
夏の衣替えの際はこの3つを用意
衣替えの際に、ポイントを抑えた快適なお掃除ができるアイテムをご紹介します。この3つを用意しておくととても便利です。
(1) 新聞紙またはタンス用シート
タンス用シートもそうなのですが、新聞紙は繊維の目の間が大きく吸湿効果があるため湿気対策に有効です。インクの匂いや色移りが気になる方は無色の新聞紙もネットで売っているので、まとめて取り寄せておくと便利です。
(2) ペンキ用の刷毛(幅広タイプ)
ペンキ用刷毛の繊維はとても細いので、一般的なホウキよりも細かいゴミまで掃き出すことができます。
(3) フローリングワイパードライシート(ノンオイルタイプ)
フローリングワイパー用のドライシートの多くはホコリを吸着するためのオイルが塗られていますが、最近はオイル無添加のシンプルなドライシートも発売されています。ノンオイルなので素手で扱え、サッパリと使えます。
ノンオイルかどうかはパッケージに「薬剤不使用」「無添加シート」などと表記されているので、選ぶときに参考にしてください。
●衣替え掃除の3つのポイント
上記のアイテムを使って早速衣替えに取りかかります。まずはタンスやクローゼット内部の春物衣類を取り出します。
【Point1】ペンキの刷毛で丁寧にホコリをはき集める
タンスの中には衣類から出る糸くずや繊維、ホコリなど目に見えない汚れが大量に詰まっています。これらはふき掃除をするだけでは取りきれず、残してしまうと湿気を帯びて虫の発生原因やエサになってしまいます。
タンス内の角や底板の間などクロスでは届かない場所までペンキの刷毛の毛先を使って汚れを掃き出します。同時に掃除機で吸引すると便利です。
【Point2】ノンオイルのドライシートでふき掃除をする
ドライシートで内部をふき掃除します。ノンオイルなのでオイルがついて内部がベタつくこともなく、タンスの素材に水気が染み込むこともないので短時間でサッパリします。
底板だけでなく、縁、側面までしっかりふき取りましょう。
【Point3】湿気対策にシートを敷く
衣類をしまう前にタンス内部の湿気対策にタンス用シートを敷きます。シート類はある程度湿気を吸収すると効果がなくなるので、定期的に新しいものに交換しましょう。
新聞紙を使用する場合は、古新聞ではなくパリパリした新しい紙を使います。
私は取り寄せた無地の新聞紙は衣類圧縮袋に乾燥剤と一緒に入れて保管しています。無地の新聞紙は購入しておくといろいろな場所に使えて便利です。
●夏はとくに「衣替え+掃除」が重要!
それぞれの季節ごとに衣替えのポイントは違いますが、これからの季節はやはり湿気と虫対策が重要。ただ収納をふいて入れ替えるのではなく、多少手がかかりますが、しっかり細かい部分まで気を遣って衣替えをしておくと、衣類を快適に保管することができます。
大切な衣類のためにぜひやってみてください。
●教えてくれた人
【おそうじペコさん】
掃除研究家。「掃除こそ、マイホビー」と言いきるお掃除マニア。著書は『ペコさんの暮らしを楽しむ、お掃除エッセンス
』(ソフトバンククリエイティブ刊)
ジメジメする夏は、洋服の収納も虫の発生のリスクが高まります。そこで、服の入れ替えをする際に収納の掃除もしましょう。掃除研究家のおそうじペコさんに教えてもらいました。
夏の衣替えになっておくべき掃除。虫の発生防止にも!
そろそろタンスの中も本格的な夏ものにそろえて夏のおしゃれの準備をしておきたい季節です。
衣替えは主に春夏〜秋冬の年に2回ありますが、気候によって衣類に与える影響は違います。とくにこの季節の衣替えに注意しておきたいポイントをまとめました。
夏の衣替えの際はこの3つを用意
衣替えの際に、ポイントを抑えた快適なお掃除ができるアイテムをご紹介します。この3つを用意しておくととても便利です。
(1) 新聞紙またはタンス用シート
タンス用シートもそうなのですが、新聞紙は繊維の目の間が大きく吸湿効果があるため湿気対策に有効です。インクの匂いや色移りが気になる方は無色の新聞紙もネットで売っているので、まとめて取り寄せておくと便利です。
(2) ペンキ用の刷毛(幅広タイプ)
ペンキ用刷毛の繊維はとても細いので、一般的なホウキよりも細かいゴミまで掃き出すことができます。
(3) フローリングワイパードライシート(ノンオイルタイプ)
フローリングワイパー用のドライシートの多くはホコリを吸着するためのオイルが塗られていますが、最近はオイル無添加のシンプルなドライシートも発売されています。ノンオイルなので素手で扱え、サッパリと使えます。
ノンオイルかどうかはパッケージに「薬剤不使用」「無添加シート」などと表記されているので、選ぶときに参考にしてください。
●衣替え掃除の3つのポイント
上記のアイテムを使って早速衣替えに取りかかります。まずはタンスやクローゼット内部の春物衣類を取り出します。
【Point1】ペンキの刷毛で丁寧にホコリをはき集める
タンスの中には衣類から出る糸くずや繊維、ホコリなど目に見えない汚れが大量に詰まっています。これらはふき掃除をするだけでは取りきれず、残してしまうと湿気を帯びて虫の発生原因やエサになってしまいます。
タンス内の角や底板の間などクロスでは届かない場所までペンキの刷毛の毛先を使って汚れを掃き出します。同時に掃除機で吸引すると便利です。
【Point2】ノンオイルのドライシートでふき掃除をする
ドライシートで内部をふき掃除します。ノンオイルなのでオイルがついて内部がベタつくこともなく、タンスの素材に水気が染み込むこともないので短時間でサッパリします。
底板だけでなく、縁、側面までしっかりふき取りましょう。
【Point3】湿気対策にシートを敷く
衣類をしまう前にタンス内部の湿気対策にタンス用シートを敷きます。シート類はある程度湿気を吸収すると効果がなくなるので、定期的に新しいものに交換しましょう。
新聞紙を使用する場合は、古新聞ではなくパリパリした新しい紙を使います。
私は取り寄せた無地の新聞紙は衣類圧縮袋に乾燥剤と一緒に入れて保管しています。無地の新聞紙は購入しておくといろいろな場所に使えて便利です。
●夏はとくに「衣替え+掃除」が重要!
それぞれの季節ごとに衣替えのポイントは違いますが、これからの季節はやはり湿気と虫対策が重要。ただ収納をふいて入れ替えるのではなく、多少手がかかりますが、しっかり細かい部分まで気を遣って衣替えをしておくと、衣類を快適に保管することができます。
大切な衣類のためにぜひやってみてください。
●教えてくれた人
【おそうじペコさん】
掃除研究家。「掃除こそ、マイホビー」と言いきるお掃除マニア。著書は『ペコさんの暮らしを楽しむ、お掃除エッセンス
』(ソフトバンククリエイティブ刊)