「意味わかんないじゃん」と返したフワちゃん(画像は『さらば青春の光 森田 2020年7月6日付Twitter「森東初の正式なスカウトをフワちゃんにしてきました。」』のスクリーンショット)

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お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が、現在フリーで活動している人気YouTuberでお笑いタレントのフワちゃんに自分たちの個人事務所「株式会社 ザ・森東」に入らないかと打診したところ、あっさりと断られたという。大手事務所をクビになり、YouTuberに活路を見出し今の地位を築いたフワちゃんにとって、小規模の芸能事務所に所属する意義が感じられなかったようだ。

フワちゃんは大学2年生の時にワタナベコメディスクールに入学し、エンタメ業界で活躍するための技術力やコミュニケーション力を学び、18期生として無事卒業している。養成所在籍中に同期の男性と“SF世紀宇宙の子”というコンビを組み、そのままワタナベエンターテインメントに所属していることから、養成所時代の成績は悪くはなかったのだろう。

しかしコンビだけで向かったオーディションの場で、相方のアドリブに大笑いをして尿失禁をするなどフワちゃんはぶっ飛んだ事件を次々と起こしたことを6月20日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で明かしていた。他にも「事務所の看板に落書き」「ライブのエンディングで隠れて漫画を読んでいるのを見つけられる」など毎日のように何かをやらかして、事務所のスタッフに怒られていたという。そして「事務所のお偉いさんの後ろ姿に向かって中指を立てて遊んでいたら、その姿がガラスに映って本人に見られてしまい、むちゃくちゃ怒られてついには事務所をクビ」になったそうである。その後しばらくはピン芸人として活動していたが、知り合いの放送作家の勧めでYouTuberデビューを果たすことになったのだ。

一方、さらば青春の光は2013年3月に松竹芸能を退社し、他の芸能事務所への移籍を模索するも叶わず、同年10月に個人事務所「ザ・森東」を設立した。森田哲矢が代表取締役社長、相方の東ブクロが副社長、そしてマネージャーの三人四脚での再出発であった。当初は仕事がほとんどなかったが近年はライブを中心に仕事が増え、人気バラエティ番組で森田の姿を見かけるようになってきている。ただテレビ局やイベント会社などへの営業やギャラ交渉、ライブ会場の手配、スケジュール調整やそれに関わる細かな事務作業、財務状態の把握などもあり、大手事務所にいた頃のように森田らはお笑いの仕事だけに集中することはできないようだ。

そんな森田が7月6日、『さらば青春の光 森田(saraba_morita)ツイッター』で「森東初の正式なスカウトをフワちゃんにしてきました」と報告した。冗談ではなく本気で「うちの事務所に入ってくれへん?」と聞いたのだが、「むりー」と即答されたという。その理由を聞くと「ここまでフリーでやってきたのに、急に入った事務所が森東って意味わかんないじゃん」とのこと。ちなみに『フワちゃん FUWA(fuwa876)ツイッター』によると森田からギャラは「割合10:0でかまへん」と言われたが、それでも森東に所属する気にはなれなかったそうだ。またフワちゃんはツイッターで「とても連絡の遅いフワちゃんの代わりに、敏腕スタッフがビンビンさばきます!」と連絡先を公表しているので、すでに彼女をサポートするスタッフはいるようである。

森田のツイッターのリプライ欄では「真っ当な答えである」「冷静な判断」「たまに正論かますときありますよね、フワちゃん」「フワちゃんの言ってる意味はなんとなくわかるし、筋も通ってる気がする!」「事務所に入るメリットを感じていないコメントで草」と、フワちゃんの言い分に理解を示す声が多かった。

画像は『さらば青春の光 森田 2020年7月6日付Twitter「森東初の正式なスカウトをフワちゃんにしてきました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)