ラウールに浮上した移籍の可能性(写真:EFE)

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レアル・マドリーのFWラウル・ゴンサレス(28)にリバプール移籍の可能性が浮上した。12日付の英紙‘Daily Mirror’によると、スペイン人指揮官のラファ・ベニテス監督がレアル・マドリー下部組織のコーチを務めていたときの教え子であるラウルの獲得を熱望しているとのことだ。

リバプールはフランス代表のジブリル・シセと元イングランド代表のロビー・ファウラーの今季限りでの退団が決定的で、フォワードの補強は最優先事項となる。一方、レアル・マドリー側としても、3年連続無冠が濃厚な現状下、来季に向けて大きな変革が必要とあり、そのためにはチームのシンボルであるラウルの放出もありえる話だ。

またベニテス監督の側近は「ラウルがレアル・マドリーで居場所がなくなるようなら、そのときはベニテスが彼をイングランドに連れて行く準備がある」と語っている。

これまでベニテス監督はモリエンテス、ルイス・ガルシア、シャビ・アロンソ、レイナなど多くのスペイン人選手の獲得を実現してきた。それだけにラウルのリバプール移籍話も単なる噂で終わらないかもしれない。