朝ドラ「エール」より古川雄大

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 NHKの連続テレビ小説「エール」(月〜土、総合・午前8時〜ほか)の24日の放送回に、古川雄大(ふるかわ ゆうた)が「ミュージックティーチャー」改め「スター御手洗」として再登場した。

 古川は、4月に放送された第4週「君はるか」で二階堂ふみが演じる音の歌の先生役で登場すると、その個性的なキャラクターが大きな話題を呼んだ。「ミュージックティーチャーと呼んで」と言いかけているところでシーンが切られてしまったり、普段の明るい振る舞いとは裏腹に、自身の辛い過去を主人公の裕一(窪田正孝)に告白して涙を誘うなど、登場回数は少ないながらインパクトを残した。

 音が上京してからは豊橋で暮らす御手洗の姿が見られることはなかったが、本日の放送で再登場。新人歌手募集オーディションに参加するため上京した御手洗は、裕一の親友である佐藤久志(山崎育三郎)も同じオーディションに応募することを知り、初対面にして最強のライバルとなる。

 帝国劇場で主演を務めるなど、ミュージカル界の新プリンスとして名高い古川が、これまで地上波で歌声を披露したことはない。25日の放送ではオーディション当日が描かれ、古川演じるスター御手洗の熱く響く美声が初披露されるという。

 古川は、長野県出身の32歳。2007年からミュージカル「テニスの王子様」で不二周助役を務め大きな注目を浴び、その後もミュージカル 「エリザベート」(ルドルフ役/トート役)、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(ロミオ役)、ミュージカル「レディ・ベス」(フェリペ役)、ミュージカル「黒執事」(セバスチャン・ミカエリス役)など数々の大作に加え、ドラマ「下町ロケット」や「トップナイフ−天才脳外科医の条件−」などに出演。7月23日公開の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にも出演している。(編集部・小山美咲)