(株)Buddy(TDB企業コード:969441675、資本金1200万円、東京都港区高輪3-25-27、代表堀内幹根氏)は、6月3日に東京地裁へ自己破産を申請し、同月10日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は角元洋利弁護士(東京都千代田区麹町4-1、桃尾・松尾・難波法律事務所、電話03-3288-2080)。財産状況報告集会期日は7月8日まで。

 当社は2007年(平成19年)5月に設立された不動産販売業者。設立当初は個人宅の売買を手がけていたが、その後主業を収益不動産の販売に変更。マンションやアパートなど新築および中古の居住用一棟不動産を取り扱い、2017年4月期には年売上高約30億4500万円を計上していた。

 しかし、その後は、収益不動産業界の事業環境が悪化し、売り上げが落ち込んでいた。加えて、近時は新型コロナウイルスの感染拡大によって対面での営業が出来なくなったことから、急激に事業環境が悪化し、先行きの見通しが立たなくなったことから今回の措置となった。

 負債は債権者約89名に対し約3億円。