即座にイジられキャラだと見抜かれてしまうトム・ホランド
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 スパイダーマンなど数々のマーベルヒーローを生んだアメコミ界の巨匠スタン・リーさんが、スパイダーマン役に抜てきされた直後のトム・ホランドに痛烈な一言を放っていたことが明らかになった。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督がInstagramで行ったQ&Aで明かした。

 今もよく思い出すスタンさんの逸話はあるかと聞かれると、スタンさんとトムが初めて対面した時のエピソードを明かしたガン監督。「トム・ホランドがスパイダーマン役に決まった直後、僕が紹介したんだ。スタンは彼に『ああもちろん知っているよ! 君は素晴らしいと聞いている。個人的には、そうは見えないけどね!』と言い放ったんだ。僕たちはみんな死ぬほど笑ったよ」。秘密厳守なのにばんばんネタバレしてしまったり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けての“買い占め”で卵が買えなかったからニワトリを買って育てることにしたりと、いちいち笑わせてくれるトム。ガン監督の忘れがたいスタンさんの逸話にも登場するとは、さすがといったところ!

 初対面からイジられてしまったトムだが、スタンさんは実際には彼のことを高く評価しており、生前は「トム・ホランドはスパイダーマンの役をやるために生まれてきた!」とも語っていた。トム主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾は、2021年11月5日の全米公開を予定している。(編集部・市川遥)