【MLB】大谷翔平は「球団の中核」、獲得はGMの功績2位 エンゼルスファン数百人に調査
エンゼルスのファン数百人が様々な調査に回答
新型コロナ感染拡大の影響でMLBはいまだ再開の目途が立っていないが、大谷翔平投手が所属するエンゼルスのファンは2020年のチームをどう見ていたのか。各球団のファンに対して行った調査の結果を米メディア「ジ・アスレチック」が報じている。
大谷の二刀流に復帰に加え、レンドンの加入、キャリアのピークを迎えたトラウトの存在など、前向きな要因の多かった2020年のエンゼルス。調査には数百人から回答があり、ファンの多くが「今シーズンは特別なものになるはずだった」との見方をしている。
調査結果について、記事では「ファンは、明らかに球団が6年間プレーオフに出場してないことにイライラしているようだ。しかし、トラウト、レンドン、オオタニなど、球団の中核となる選手へのサポートが読み取れる」と紹介している。
「今後10年間で、エンゼルスは何度プレーオフに出場できると思うか?」という質問には全体の31%が「4回」、27%が「5回」と答えるなど期待の高さがうかがえる。記事のなかでは「トラウトとレンドン、それに加えて、これから更に向上するオオタニとアデルがいるので、少なくとも数回はプレーオフに出場できると思っている」と、その根拠が示されるなど、大谷の存在もプレーオフ出場への大きな要因とされている。
また「エップラー(GM)のこれまでの動きで、あなたが良かったと思うことは?」との質問には全体で2番目に多い35.9%が「大谷との契約」と回答。「エップラーがオオタニを追い求めた様子は、とても重要なリクルートを追い求める大学のフットボールコーチに似ていると言われた。彼の説得が、オオタニの決断に大きな影響を与えたとされる」と大谷獲得がGMとしての大きな功績のひとつに挙げられた。
「マイク・トラウトとアンソニー・レンドン以外でエンゼルスの未来に最も重要であるのは誰と思うか?」という質問にも大谷の名前が挙がり、調査を担当したアルダヤ記者は「この質問に対しての僕の答えは、オオタニだ。彼の健康にも左右されると思うけどね」と指摘。二刀流・大谷が完全復活を果たせばエンゼルスは球界をリードする存在になるかもしれない。(Full-Count編集部)