昨年23勝目を挙げた李知姫 大きな後ろ盾を得て今季に臨む(撮影:上山敬太)

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富山県に本社を置く株式会社アイザックは、ツアー通算23勝を誇る李知姫と所属契約を結んだことを、11日(水)に発表した。契約は3月1日付で、今後は所属選手として同社のロゴ入りキャップ、キャディバック、傘を着用・携行し試合に出場する。
1953年創業で、ダンボールやリサイクル用品の製造・販売などを手がける同社。今回の契約については、「変わらない信念を持ち進化・挑戦し続ける李選手の姿に共感し、所属契約を締結する運びとなりました」と説明した。
この契約を受け、先月41歳の誕生日を迎えたベテランは「私の目標である賞金女王、そして永久シードタイトルを獲得する道には苦しい日々もあると思いますが、今回の契約によって目標達成に向けての大きな支えになると思います」と、大きな後ろ盾を得たよろこびを話した。
2000年に日本のテストに合格しプロ入りした李知姫は、01年の「大王製紙エリエールレディス」でツアー初優勝。以降も白星を重ね、昨年4月の「KKT杯バンテリンレディス」で23勝目を挙げた。9月の「デサントレディース東海クラシック」初日には、40歳にして自己ベストを更新(63)するなど、その腕にかげりはない。残り「7」に迫った永久シード獲得に向け、プロ21年目のシーズンをスタートさせる。
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