これまで非公開だった「UFOレポート」の公開をイギリス国防省が決定

By ktsimage
イギリス空軍が収集・文書化してきた「UFOレポート」を、イギリス国防省が専用ページにまとめて公開する予定だと報じられました。
UFO sightings reported to RAF to be published for first time online
https://www.telegraph.co.uk/news/2020/01/26/ufo-sightings-reported-raf-published-first-time-online/
https://www.livescience.com/uk-ufo-reports-soon-released.html
イギリス空軍は1950年代初頭から2009年にかけて、国内で報告されたUFOの目撃情報を調査&文書化するというプロジェクトを続けていました。このプロジェクトが終了後10年が経過したことと、イギリス・アイルランドの報道機関PA Mediaがイギリスの情報公開法に基づいて「UFOに関するレポートを開示して欲しい」という要望を送ったことを受け、イギリス国防省はUFOレポートを一般公開するという決定を下しました。

By KELLEPICS
すでにオンラインで公開されているレポートも存在します。以下の「2009年度UFO発見報告」には、「発見時の時刻」「場所」「報告者の職業」「報告内容」などがリスト形式で簡潔にまとめられています。
UFO Reports 2009 for MoD website-Edited.xls - ufo_report_2009.pdf
(PDFファイル)https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/16850/ufo_report_2009.pdf

「報告内容」を読むと、「右側面が赤く光るオレンジの発光体」「とても奇妙な、星の4倍の明るさを有するとても明るい光」「最大20個の赤色とオレンジの発光体」「まばゆい光を放つ、空中で直列している金色のオーブ3個」といった目撃報告や、単に「UFO」というシンプルな報告もあったことがわかります。
2020年内に新たに公開される予定のUFOレポートは、ほとんどが初公開のものとのこと。イギリス空軍の広報担当官は大手紙のThe Telegraphに対し、「政府サイトに専用ページを作成する」とコメントしています。

By LionFive
イギリス国立公文書館の資料には、1950年にUFOに対する国民の好奇心が急激に高まったことを受けてイギリス国防省が「空飛ぶ円盤専門調査委員会」を設置したという記録や、時のチャーチル首相が「空飛ぶ円盤に関する噂は何を意味しているのだ?事実なのか?」と航空省長官にメモを送った記録が残されています。空飛ぶ円盤専門調査委員会は、UFOは「デマ」「妄想」「普通の物体の見間違い」だと結論付け、「UFOに関する追加調査は不要」と判断したそうですが、この決定にも関わらずイギリス空軍は2009年までUFOの調査を継続しました。
2009年12月1日の方針転換により、UFOの調査が終了。イギリス空軍によるUFOレポートは、2020年上半期に公開される予定です。
