エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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大谷は3日にブルペン再開、リハビリ完了へ「あと2週間くらい」

 エンゼルスのビリー・エプラーGMは9日(日本時間10日)、右肘のトミー・ジョン手術からの復活を目指している大谷翔平投手が12月2日(同3日)からブルペン投球を再開したと明かした。この日のブルペン投球を、元メッツ監督で新たに投手コーチに就任したミッキー・キャラウェイ氏が初視察。来季の二刀流復活が期待される剛腕に、すっかり惚れ込んだようだ。

 インディアンス投手コーチ時代に2度のサイ・ヤング賞に輝いたコーリー・クルーバーらをブレイクさせたキャラウェイ氏。リハビリ投球ながらも、投手・大谷を絶賛したようだ。エプラーGMはこう明かした。

「ミッキー・キャラウェイに電話して、見に行くように伝えました。(メールで)『ショウヘイは今日すごく良かった。テンポについて取り組んだ。全て上手くいったよ。この男を気に入った』と言っていました」

 また、リハビリの終了時期について、エプラーGMは「おそらく、あと2週間くらいです」と見通しを語った。11月下旬に一時帰国した際に、大谷は「1日置きぐらいで投げると思います。(球速低下など)不安よりかは早く戻りたいなという気持ちが強いと思います。どのレベルで戻るということではなくて、まず戻ってから。そこで出る課題が大事だと思う」と話していた。来季の二刀流復活へ、順調にプログラムを進めているようだ。(Full-Count編集部)