米国で多数のスマホに「過去からのメッセージ」届く。原因は2月のキャリア間通信機のアプデ?
11月7日、米国でスマートフォンに過去からメッセージが届くという奇妙な現象が起こりました。米国内の多数のユーザーが、今年のバレンタインデー前後に送信されたテキストメッセージが届いたと報告しています。この現象はiPhoneやAndroidで発生しています。文面から、これらのメッセージは当時送信されたものが送信相手に届かないまま、送信者も受信者も気づかなかったものと考えれてます。現象はT-MobileとSprintで報告事例が多いものの米国の主要キャリアすべてで発生しており、AT&TとVerizonでも発生しています。さらには米国内のローカルな通信事業者、やカナダのキャリア、Google Voiceにも影響が出ている模様。
Sprintの広報担当者は11月6日のメンテナンスが原因と述べ「問題は発生後すぐに解決した」としています。一方でT-Mobileは問題の発生は「他のネットワークにも関わるサードパーティー製機器によるもの」としたものの、それがどのサードパーティーでどの機器かは明らかにせず「問題は解決した」と述べFMラジオ局92 Mooseの取材に対して「クロスキャリアメッセージングシステムのメンテナンスアップデート中に発生した不具合」だと説明しました。
具体的にどんな不具合だったかは明らかではないものの、メッセージがすべてバレンタインデーに送信されたものだったということを考えると、実際にこの日にキャリア間の中継機器のアップデートを行った結果、メッセージの一部がバッファされ、その後の再送信日時の設定が誤っていたのではないかという憶測もできそうです。
とはいえ、結果的に過去からのメッセージとなった今回の現象によって、今年2月後半以降に亡くなった親友や、すでに別れた恋人からメッセージを受け取るといった「世にも奇妙な物語」風の現象に遭遇した人もいたとのこと。
電子化・機械化された現代にありがちな無味乾燥な原因と想像されるものの、実際に現象に遭遇したユーザーらはきっと、なんとも不思議な感覚を覚えたに違いありません。
具体的にどんな不具合だったかは明らかではないものの、メッセージがすべてバレンタインデーに送信されたものだったということを考えると、実際にこの日にキャリア間の中継機器のアップデートを行った結果、メッセージの一部がバッファされ、その後の再送信日時の設定が誤っていたのではないかという憶測もできそうです。
とはいえ、結果的に過去からのメッセージとなった今回の現象によって、今年2月後半以降に亡くなった親友や、すでに別れた恋人からメッセージを受け取るといった「世にも奇妙な物語」風の現象に遭遇した人もいたとのこと。
電子化・機械化された現代にありがちな無味乾燥な原因と想像されるものの、実際に現象に遭遇したユーザーらはきっと、なんとも不思議な感覚を覚えたに違いありません。