「世界一大きな唇」を目指す女性(画像は『The Sun 2019年9月20日付「LIP SERVICE Barbie-doll wannabe, 22, wants ‘the biggest lips in the WORLD’ after pumping them with acid」(Credit: JAM PRESS)』のスクリーンショット)

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美しくありたいと願う思いは人それぞれだろうが、このほどブルガリアから、ぷっくりと膨らんだ唇にするためにヒアルロン酸の注入を繰り返し、今では通常の3倍まで唇が大きくなった女性の話題が届いた。『The Sun』『Metro』などが伝えている。

ブルガリアのソフィア大学でドイツの文献学を学ぶ22歳のアンドレア・エミロヴァ・イヴァノヴァさん(Andrea Emilova Ivanova)は、自身のInstagramに1万7千人以上のフォロワーを獲得している。その人気の秘密は彼女の大きな唇にあるようだ。

アンドレアさんは自分の唇を大きく見せるために、市内にある美容クリニックを片っ端から訪れ、ヒアルロン酸注入などの施術を15通りほど受けたという。彼女は毎回、唇への施術に135ポンド(約1万8千円)の費用をかけているが、その施術回数やかかった費用の総額ははっきりと覚えていないそうだ。

その甲斐あって現在のアンドレアさんの唇は元の3倍以上の大きさとなっており、「子供の頃の夢が実現した」と明かす。アンドレアさんのInstagramには、ブルガリアだけでなく中東、アルゼンチン、オーストラリアと世界各地からフォロワーが集まり、中にはプロポーズまでしてきた人が何人かいたという。

アンドレアさんは自身の唇について「今の唇が大好きです。前よりも全然いい感じで本当にハッピーだわ。大きな唇のほうが自分は可愛いと思うの。それにブルガリアではこれがトレンドなのよ」と話している。

ところがアンドレアさんの唇は、人によっては異常に感じることもあるようだ。彼女のInstagramには、大きな唇について「ここまでくると心のケアが必要だと思うよ」「自分の体をオモチャのようにするのはもうやめたほうがいい」というコメントも見受けられる。

しかしアンドレアさんは否定的な意見に心を痛めることはないそうで、こう述べている。

「私は他の人の好みもきちんと受け入れますよ。どんなサイズの唇を選択しようと、それは個人の自由だと思います。何がダメで何がいいとか、そんなふうに線引きはしないの。私の場合は大きくするのに限界があるとは思っていませんけどね。」

またアンドレアさんは世界最大の唇を望んでいるかを問われて、このように答えた。

「いいと思います。私の国ではぷっくりした唇はファッションのひとつと捉えられています。多くの女性がリップフィラーをしていますよ。そして、世界最大の唇になるには、まだまだ敵わない相手がいると思う。私は誰かを模倣しているわけでもないし、私は私でいるつもりです。」

アンドレアさんは唇をこれからも大きくして、世界で最も大きな唇を目指しているようだが、唇の施術を受ける前の彼女は清楚な雰囲気でまた別の美しさがあった。しかし他人が何を言おうと、アンドレアさんは今の姿のほうが幸せを感じているようだ。

画像は『The Sun 2019年9月20日付「LIP SERVICE Barbie-doll wannabe, 22, wants ‘the biggest lips in the WORLD’ after pumping them with acid」(Credit: JAM PRESS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)