【MLB】大谷所属のエンゼルス、監督交代を検討か? カブスのマドン監督に興味と米報道
マドン監督は31年間、エンゼルスで選手、コーチなどで在籍
大谷翔平投手の在籍するエンゼルスが、カブスのジョー・マドン監督に関心を示していると米メディアが報じた。5年連続でプレーオフ進出を逃し、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「エンゼルスもジョー・マドンに興味を持っている可能性がある」と報じた。
エンゼルスは今季からブラッド・オースマス監督が就任。マイク・トラウト外野手、大谷翔平投手を擁しながら、投手陣が壊滅的な状態に陥り、ここまで71勝86敗でア・リーグ西地区4位に沈んでいる。地区首位のアストロズとは32ゲーム差。5年連続でポストシーズン進出を逃した。
そんな中で「ジ・アスレチック」は「関係者によると、エンゼルスがブラッド・オースマスからマドンに移行することを考えているようである」とレポート。就任1年目のオースマス監督から、現在、カブスで指揮を執るジョー・マドン監督へと指揮官を変更する可能性があると伝えている。
この日、カブスもポストシーズン進出の可能性が消滅。2015年からカブスの監督を務めるマドン監督の去就も不透明な状況にある。「ジ・アスレチック」では「マドンはエンゼルスで31年間、最初の19年間はマイナーリーグの捕手、スカウト、監督、打撃インストラクターとして、後の12年間はメジャーリーグのコーチ、2度の暫定監督として過ごした」とし、エンゼルスとマドン監督の深い“縁”を紹介している。
今季が3年契約の1年目だったオースマス監督だが、記事では「2014年シーズン後のレンテリアと同じ状況である」と指摘。3年契約でカブスの監督になりながら、1年で解任された現ホワイトソックスのリック・レンテリア監督になぞらえて紹介され、さらに「チームの不調、そしてマドンとエンゼルスの以前のつながりを考えたら、更に悪い状況かもしれない」とされている。(Full-Count編集部)