エンゼルス・大谷翔平【写真:AP』

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第2打席で右手1本で拾い上げる後半戦初アーチとなる15号ソロを放った大谷

エンゼルス - オリオールズ(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのオリオールズ戦で「3番・DH」で3試合連続スタメン出場し第2打席で15試合60打席ぶり、後半戦初ホームランとなる15号を放った。右手1本でバックスクリーンへ運んだ一発をメジャー通算132勝のエンゼルスOBは「とても力強い」と脱帽している。

 驚愕の一発だった。大谷は3回先頭で迎えた第2打席で83マイル(約134キロ)低めのスライダーを右手1本で拾った。打球はグングン伸びそのままバックスクリーンへ飛び込む15号同点ソロとなった。

 待ちに待った一発にこの試合を中継した「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況、ビクター・ロハス氏も「ショウヘイがセンターに打ちました。入りました! ビッグフライ、オオタニサン! エンゼルスが同点に追いつきました!」とお決まりの台詞で祝福。7月7日(同8日)のアストロズ戦以来、20日ぶりの名台詞に満足気だった。

 さらに解説を務めたエンゼルスOBの元投手、マーク・グビザ氏は第1打席の空振り三振からの修正能力を評価し「修正しましたね。センター深く、441フィート(約134メートル)の本塁打です、ショウヘイ・オオタニ!」と絶叫し「本塁打の多くが、センターからレフト方向です。とても力強いです、ショウヘイ・オオタニ」と褒めちぎっていた。(Full-Count編集部)