7月25日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、吉本興業の一連の騒動について岡村が語った。

 岡村は吉本興業について「人を笑顔にする会社。『なんかオモロイことないかな』って言っていける会社でないといけない」とコメント。

 その流れで、先輩芸人・池乃めだかがテレビの直撃取材で「吉本に言いたいことは?」と聞かれ、「背が高くなる薬を開発してくれ」との切り返しを絶賛。「あれが吉本ちゃうかって。すごないかって」としみじみ感心したことを明かした。

 さらに月亭八方が、「なんか知り合いがもめてますわ。もめてますけど、みんな機嫌よう生きてください!」と訴えたことも明かした。

 岡村は「ベテランの方々の、そのどっしり構えた感。そういうのが吉本なんちゃうかなって」と、落ち着いて笑いで返す先輩たちの姿勢を褒め称えた。

 ギャラの配分をめぐってもさまざまな意見が噴出しているが、岡村もかつて同番組でギャラ交渉したことを告白している。

 ナインティナインが出演した1996年公開の映画『岸和田少年愚連隊』の頃のエピソードとして、当時の木村政雄常務とギャラについて相談。

「タレントというのはお金でやる気になったら、目の色も変わって、仕事してきよる。今までもみんなそうやった」と言われ、「ほんまにドンと上がった」と語った。

 だが「交渉したのはその1回だけ」と明かし、吉本興業内で「芸人が『ギャラ上げてくれ』って言うたら、(社員に)『かかってこい』って言われた」という気風があることを明かしていた。

 恩義のある先輩・宮迫博之が関わる騒動だけに注視している様子。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の仲間である加藤浩次の進退も重なり、岡村は騒動の早期収束を願っているようだ。