【MLB】大谷翔平が珍しく見せた球審への“抗議” 指揮官は擁護「不満に思うのも理解できる」
「チャンスはある」とトラウトに続き球宴ホームランダービー制覇の可能性に言及
■エンゼルス 8-3 アスレチックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場する。前日27日(同28日)の試合では2年連続2桁本塁打に乗せる10号2ランを放ち、打撃好調だ。今季3度目の2試合連続本塁打、自身の最多を更新する月間8発目に期待が集まる。
前日の試合では4打数1安打1本塁打2打点だった大谷。本塁打以外の3打席は三振に倒れ、そのうちの2打席は際どいボールをストライクと判定されての見逃し三振だった。6回2死二、三塁での第4打席は内角高めの球をストライクとコールされ、珍しく球審に向けて指を振り“抗議”する場面もあった。
この場面について、試合前に報道陣に対応したブラッド・オースマス監督は大谷の行動に理解を示した。「映像を見たが、ほんの少し内側に入っていた。ショウヘイが不満に思うのも、私は理解できる」とコメント。さらに、珍しく飛び出した抗議についても「彼は敬意をもって(判定への抗議を)行っていた。問題がある面はなかった」と擁護した。
また、指揮官は期待が高まっているオールスターのホームランダービー出場について「招待状については、私は聞いていない。なので、彼に招待状が届いたかどうかわからない」とコメント。さらに「チャンスはあると思う。私は彼の打撃練習を見てきているが、チャンスはある」と、前日のマイク・トラウト外野手に続き、ホームランダービー制覇の可能性は十分にあると語った。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)