2018年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」正式出品作品が、『マイ・エンジェル』の邦題で8月10日(土)より有楽町スバル座、最後の洋画ロードショー作品として公開される。

『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、名実共に世界的なスター女優となったマリオン・コティヤール。出演作を厳選することでも知られる彼女が、異例と言うべき新人女性監督とのコラボレーションに挑んだ本作。天使のように愛おしい我が子を想いながらも、愛し方の分からない“母親”という難役を、渾身の役作りで体現している。

さらに注目は、もうひとりの小さな主演女優エイリーヌ・アクソイ=エテックス。厳しい現実を生きる少女を演じ、母親への眼差しの複雑さ、過酷な世界を生き抜く強さをも表現してみせた。監督は、本作が長編デビュー作となるヴァネッサ・フィロ。ヴィジュアリスト、ストーリーテラーとしての両面で遺憾なく豊かな感性を発揮し、コティヤールに「素晴らしい才能の誕生」と言わしめた。

映画『マイ・エンジェル』は8月10日(土)より有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー

(C)PHOTO JULIE TRANNOY

映画ランドNEWS - 映画を観に行くなら映画ランド