中小企業の「賃上げ倒産」は防げるか
内閣府と財務省がまとめた1―3月期の法人企業景気予測調査によると、国内の景況判断(現状判断)指数は大手企業がマイナス1・9、中堅がマイナス4・9、中小がマイナス13・6と、企業規模が小さいほど厳しくとらえる。本来なら中小は賃上げに動きにくい環境だが、深刻な人手不足に背中を押されているとみられる。
東京商工リサーチの調べでは、18年4月―19年2月の人手不足関連倒産は前年同期比28・8%増の362件で、3月を残して年度ベースで過去最多を更新している。
