tenki.jp 週間花粉飛散情報 2019

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2月上旬から中旬にかけ九州から関東まで一気に北上したスギ花粉前線。日本気象協会が先月中旬に発表した飛散予測では、広島・大阪でのスギ花粉の飛散ピークは3月上旬で、高松・名古屋では3月上旬から中旬。これらの地域ではまさに今週から来週にかけてピークを迎えることになる。東京のピークは3月上旬から4月上旬と幅があり、飛散量の多い期間が長引く見込みだ。また困ったことに、ヒノキ花粉は例年、1ヶ月ほど遅れてスギ花粉のあとを追う。

スギ花粉による花粉症の場合、根本治療が期待できることから舌下免疫療法と呼ばれる治療法が近年普及しているが、基本的には6月から12月までに治療を開始して数年間継続する必要があるため手軽な治療法ではない。残念ながら発症してしまった場合には、やはり薬で症状を和らげる対症療法が中心になる。

とはいえ、花粉症の発症や症状悪化を防ぐための基本は生活習慣など日常生活における対策。体調管理面では、鼻の粘膜の機能を低下させる原因となるタバコやアルコールは控えめにして、免疫力を低下させる睡眠不足やストレスはできるだけ避ける。花粉対策面では、外出時はマスクやメガネを着用し、帰宅時は服や毛髪に付着した花粉を払い落とし、自宅では花粉除去のための掃除や洗濯を行うなど、さまざまな注意事項や対策がある。

さらには花粉の飛散量が多い日を知ることも重要だ。よく知られているのは晴れて気温の高い日や空気が乾燥して風の強い日。天気予報サイトの「tenki.jp」や「花粉Ch.」では花粉の飛散情報を当日予報だけでなく週間予報でも提供している。最新の予報を知りたい場合は以下を参考にされたい。

tenki.jp(日本気象協会)週間花粉飛散情報 2019
https://tenki.jp/pollen/week/

花粉Ch.2019(ウェザーニュース)花粉飛散予報
https://weathernews.jp/s/pollen/

医師・専門家が監修「Aging Style」