元E-girls「Dream Ami」下積み時代は衣装にカビが生えた
元E-girlsのDream Amiが、10月23日放送の『おかべろ』(関西テレビ)に出演した。
もともと14歳からダンスユニット「Dream」のメンバーだったAmi。事務所を移籍し、E-girlsに加入後は、中心メンバーとしてNHK紅白歌合戦へ出場するなど大活躍を見せた。本人によると、デビューから約10年間、長い下積み時代があったという。
Amiは10代のころを振り返り、「当時はお金もないから、1回衣装を用意してもらうと1年近く着続けないといけない。ずっと着ていたらブーツとかにカビが生えた。白い衣装も黄ばんできちゃったりして。マネージャーさんから『ごめんね、わかっているけどお金がないのよ』って言われたときに、(私は)『売れたい』と思った」と発言する。
CDデビューもままならない彼女たちは、メディアへの露出を増やすため、当時流行していたタレントによる女子フットサルリーグへ参加したという。
「会社に『Dream』も参戦しようって言われて。どんどんサッカーがうまくなって、這い上がっていくごとに反比例してダンスや歌のレッスンすらもなくなっていった。
(練習に励んで)リーグ優勝した途端、そのリーグがなくなっちゃった。そのときにはもう、フットサルの練習代にお金を使い果たして、『レッスンもできない。なにもできないです』みたいな(状況)」
贅沢はできなかったものの、寮生活だったため、ギリギリ食事に困らなかったというAmi。当時のマネージャーのささやかな気遣いが、いまでも印象に残っていると語る。
「当時の女のマネージャーさんが(私たちを)子供のようにかわいがってくれて。よくその人がご飯に連れて行ってくれた。フットサルの試合に勝つと、(1人3000円の)ファミレスの食券がもらえたので、いまはなくなっちゃった赤坂のジョナサンでポテトとか食べてた」
番組では「細いカリカリのポテトが好き」と明かしていたAmi。長い下積み時代の思い出の味だろう。