[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

写真拡大 (全3枚)

よし、あとは大坂さんに任せた!

日本選手が揃ってグランドスラムのベスト4に進出、さらに大坂なおみさんは女子選手として初の決勝進出という快挙。2018年の全米オープンテニスは日本テニス界にとってのビッグチャンスとなっています。WOWOW方面からの「全米オープンだけはNHKにも中継させないことになってるんやで…(ニヤリ)」「これは加入するしかありませんなぁ…」「全米を見たければWOWOWで!」という喜びの声も大音量で響いてくるかのよう。

特に女子は顔合わせといい、舞台といい、新しい時代の幕開けを告げるようなチャンスです。世界の女王であるセリーナ・ウィリアムズを下して頂点に立つことがあれば、そのプレースタイルや若さから言っても「次代の女王」「後継者」と認められるような舞台設定。そろそろアメリカから「返せ」と言われそうな気もしないでもないですが、ぜひこのチャンスに歴史を刻んでしまって欲しいもの。

そして日本時間7日にはアベック決勝進出を狙う錦織圭さんが準決勝に登場。思い返せば4年前、日本初&アジア初となるグランドスラムの決勝進出を決めたのはこの全米でした。あのとき下した相手はジョコビッチ、そしてこの日の対戦相手はやはりジョコビッチです。あれから4年、13度の対戦があった両者ですが、すべてジョコビッチが勝っているという「相性最悪」の対戦相手。グランドスラムに勝ちたければまずジョコビッチに勝ちなさい、そう告げられているかのような関門、門番、ラスボスの登場は、逆に「14連敗の相手に勝って決勝進出なら、いい加減勝てるんじゃないか」という気にもさせてくれるというもの。

↓結局ジョコビッチにどこかで勝たないといけない、今回も巨大な壁が立ちはだかる!

どうせなら決勝で会いたかったが…!

2014年の全米を再現するぞ!



そして始まった試合。第1セット立ち上がりはジョコビッチが強いサーブからポンポーンと得点を重ねて、まずは最初のゲームをキープ。一方で錦織さんはファーストサーブが入らないところから、ジョコビッチの粘り強い守備によってじょじょに向こうのオフェンスへと引き込まれ、いきなり0-40からのブレイクピンチに。早速の勝負所となったこのゲーム、2本のいいサーブで40-40に追いつくも、二度の相手アドバンテージを握られて最後は粘り負け。いきなりのブレイクを許す苦しい立ち上がりとなります。

解説席の松岡修造さんの小声がいらつくような展開のなか、第4ゲームでサービスゲームをキープしてリズムをつかみ始めるも、ジョコビッチもそれ以上にゲームになじんできており、第7ゲームなどはラブゲームでアッサリとキープされます。日本の視聴者は松岡修造さんの小声にますますイライラしますが、コート上では苛立つとか燃えるとかそういった状態にすらならないようなテンポのよさで、あっという間に第1セット終了。錦織さんにはミスとしか表現できないようなアウトも多く、さらにゲーム終盤には足首も痛めてしまい、「やっぱりジョコビッチの壁が…」と唸るような第1ゲームです。

↓「吸ってー」「はいてー」の謎動画が不安な空気を加速させていく!

いるかな、この動画?

はいてるだけで吸ってないように見えるし!

3-6で第1セットを落としての第2セットは錦織さんのサーブから。錦織さんの厳しいはずの攻めを全部受け止めて、倍返ししてくるジョコビッチのスタイル。似たようなスタイルで、一回りスケールの大きいジョコビッチが錦織さんを包み込んでしまう…またもブレイクポイントを握られる苦しい展開です。とにかくファーストサーブを決めていくこと、先に攻めていかないと追い込まれるばかり。

錦織さんは待っててもしゃーないとばかりに果敢に前に出て行くような動き。一方ジョコビッチも「出させん」と深いリターンで逆に押し込んでくる。早くもお互いに「ここを獲れば…」と思うような勝負のゲームとなりますが、15分に迫る激闘の末に、何とか錦織さんがサービスキープ。するとつづく第2ゲームでは40-40の場面でジョコビッチに初のダブルフォルト、すなわち錦織に初のブレイクポイントが飛び出します。

ここは惜しくもブレイクこそなりませんでしたが、ようやく試合にもなじんできたか。前に出て、相手の苦しいショットを引き出し、ジャンピングボレーで決めることの連続で、苦しいキープから余裕のキープへと、同じサービスキープでも第1ゲームとは内容も変わってきます。0-40とピンチを迎えた第5ゲームでも、ネットプレーでデュースまで巻き返す粘りも。結局はブレイクされたので一緒と言えば一緒ですが、第1ゲームほどのアッサリ感はありません。納豆をかきまぜ始めた段階くらいには粘れています。

↓第6ゲーム、ネットプレーの応酬からポイントを奪った場面では雄叫びをあげる!

「こんにゃろ!」(前進)
「こんにゃろ!」(前進)
「こんにゃろ!」(前進)
「こんにゃろ!」(前進)
「シャーーー!」

という盛り上がりからのガッツポーズ!

ゲームカウントで3-5で迎えた第9ゲームでは解説席の松岡修造さんが「これをキープすると4-5なんですよ!」と的確な解説で、錦織さんの粘りを後押しします。そうだ、3-5で迎えた第9ゲームをキープすれば4-5だ、僕の心にも勇気がわいてきます。その言葉どおりに4-5で迎えた第10ゲームでのブレイクはなりませんでしたが、セットカウント0-2からでも1セットとれば1-2で、2セットとれば2-2になるのです。まだまだ!

↓このまま一気に決めるぞとばかりにジョコビッチは観衆を煽っていくスタイル!

くそー、修造が客席にいれば煽り合いでは負けないのになぁ!

修造が客席にいればなぁ!



第3セットに入ると、第3ゲームでまたも先にブレイクを許す苦しい展開に。「先にブレイクして、そのまま逃げ切る」というジョコビッチの戦いは僅差のようで遠く離れていくような感覚にもなります。先行有利のボードゲームで、先手番の選手が小さなリードを保ったまま最後まで走り抜けてしまうような感じ。誰だ、さっき「0-2からでも1セット取れば1-2」とか言っていたヤツは。

「いつもの錦織VSジコビッチ戦やのぉ…」

ひとつ何かが起きれば変わりそうな感触もありつつ、最後まで何も起こさないのがジョコビッチの強さでしょうか。ついにブレイクを一度も許すことなく、ブレイクポイントすらほとんど握らせずに「完勝」でジョコビッチが勝利。もしかしたらと思った「日本勢のアベック決勝進出」はなくなり、既視感バリバリの負け方で対ジョコビッチ14連敗となりました。「節目の15連敗まであとひとつ!」と逆に前向きになるような完敗でした。

とは言え、2年ぶりとなるグランドスラムの準決勝進出は期待も高まる結果。休養となった昨季を経て、今季はウィンブルドンでの準々決勝進出もあり、マスターズ1000クラスでの決勝進出もあり、錦織さんは再び世界のトップの位置まで戻ってきました。いっそ先に大坂さんに優勝でもしてもらったら、日本からのいろんな念とか欲とかが消えて、スコーンと勝てるかもしれません。先に大坂さんに勝ってもらって、来年の全米でほかの誰かがジョコビッチに勝ってくれる展開を期待しましょう!

↓最後みんなお通夜みたいな感じで14連敗目を見ていた気がしたけど、WOWOWからは「感動をありがとう」の声があがった!

感動をありがとう!

そして加入者をありがとう!


↓WOWOW的に感動はもういただいたので、勝利は大坂さんの決勝でいただく算段です!


女子テニス新時代 大坂なおみSpecial (TJMOOK)[本/雑誌] / 宝島社
価格:1080円(税込、送料別) (2018/9/8時点)



大坂さんの決勝は日本時間9日午前5時!WOWOW加入はまだ間に合う!