未来のエンジニア育てろ!企業が夏休みにあの手この手
新潟工業高校機械科の生徒およそ40人が、新潟市南区の航空機部品共同工場を初めて見学した。工場は新潟市が航空機関連産業を育成すべく立ち上がった産学官連携プロジェクト「NIIGATA SKY PROJECT」の共同工場で、3月に開所。多工程にわたる機体部品製造の一括受注を狙うグループ「NSCA」のメンバーが入居している。
同校より前に見学に来た長岡工業高等専門学校の生徒は、見学がきっかけで工場に入居する新潟メタリコン工業(新潟市東区)に入社のエントリーシートを提出したという。同市の宮崎博人航空産業立地推進室長は「これからも見学を受け入れて、航空部品業界への就職希望者を増やしたい」としている。
同工場から徒歩5分のファンヒーターメーカーのダイニチ工業でも、従業員の子どもらが対象の「子ども参観日」を3年ぶりに実施した。参加者は43人と「例年より多い方だ」(小出和広広報室長)。開催目的は親の仕事とモノづくりの楽しさを知ってもらうことだ。
「ものづくり広場」は県工業技術総合研究所(新潟市中央区)と新潟テクノスクール(同)の共催で実施。3Dプリンター体験や自動車整備など各所10以上のメニューを設けた。イベントは10年以上開かれている。「以前遊びにきたという生徒もいる」(佐藤直樹総括主任指導員)というから、着実にモノづくり人材づくりへつながっている。
(文=山田諒)
