[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2018年6月12日放送で、宮城県沖地震について紹介していました。

40年前の1978年6月12日午後5時14分、金華山沖を震源としたマグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生しました。ブロック塀が倒れたり、家屋が崩れて下敷きになったりなど、県内では27人が亡くなり、1300戸余りの家屋が全壊するという、大きな被害をもたらしました。


日頃から備えたい(画像はイメージ)

「当分地震は起きない」とはいえない

宮城県ではこの日を「県民防災の日」として各地で防災訓練を行なっていて、県庁でも訓練が行われました。訓練では被害情報の収集や、救援物資などが円滑に配られているかなどの確認がされました。

県危機対策課は「40年という節目に、教訓を今一度改めて確認をして、県民の皆様にも災害に対する備えをぜひお願いしたと思います」との呼びかけをしていました。

専門家に聞いたところ、東日本大震災のあと、当分地震は起きないだろうと考えられていましたが、様々なシミュレーションを行なった結果、必ずしもそうはいえないことが分かってきたそうです。

現在、さまざまな研究が行われていますが、より多くのデータが必要なため、専門家でも現段階ではなんともいえない状況だそうです。しかし、いつ地震が来てもいいように備えをしておきたいすね。(ライター:rin.)