14日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」に、ガンバ大阪に所属する元日本代表の遠藤保仁が出演。3大会に出場したワールドカップ(W杯)について語った。

日本代表はいよいよ決戦の地に到着。初戦に向けて準備を進めている。現地入りすると気分は高まるものと明かした遠藤は、現チームのムードメーカーを問われると、槙野智章や本田圭佑が岡崎慎司をイジっているだろうと推測した。

過去の大会では、空き時間に卓球やビリヤードをしてリラックスしていたという。ちなみに、4年前の大会では、香川真司が卓球で強さを発揮したとのこと。遠藤も“ベスト8”まで勝ち進んだものの、準々決勝で香川に敗れたそうだ。

2002年から2011年までガンバで指導を受けた西野朗監督について、遠藤は「クールな監督」と表現。2日前に紅白戦、前日にミニゲームという流れがルーティンと明かし、W杯でも同じスケジュールになるはずと述べ、スタメンも「8〜9人くらいは決まっている」のではないかと予想した。

19日の初戦で対戦するのは、4年前の大会で1-4と敗れたコロンビア。苦杯をなめさせられた遠藤は、コロンビアを「うまくて、速くて、ずる賢いチーム」と表現。「優勝してもおかしくないチーム」と、警戒をあらわにしている。

そのうえで、予想スコアを問われると、遠藤は「期待も込めて1-1」と回答。勝ち点を狙いにいく戦いが必要と指摘し、そのためには「先制点を奪う、これに尽きる」と述べた。

遠藤は「先に点を取れば相手も焦りが出る」「南米の選手は調子に乗らせると手が付けられなくなる」とコメント。「先に点を取って日本のペースで進めてほしい」と、後輩たちに期待を寄せた。